12月14日 オープン臥竜塾

ご機嫌いかがでしょうか! 臥竜塾生の小林でございます。

12月14日(水)に行われた塾の様子を報告させて頂きます。

感染症対策を十分に行って飲食をしています!

この日行われた塾はオープン臥竜塾ということで塾生だけでなく、
塾生ではない職員の先生方も参加頂く日でございました。

食事も普段よりも少し豪華なものを用意して、いつもとは少し違う雰囲気の塾となりました。

換気を時間を決めて行う等、感染症には十分注意をして飲食をしました。おいしいイタリア料理やフライドチキンに舌鼓を打ち、楽しい時間となりました。

普段あまり接点のなかった塾生ではない先生方とお話をしたり、塾生同士でもいつもは話さないようなことについて語り合ったりと、相互理解が深まったように感じました。

自らの保育観や問題意識を語り合う、日頃の保育における悩みを先輩に聞いてもらいご助言を頂くといった場面もあり、大変勉強にもなりました。

そして歓談するだけでなく、今年入職した職員4人による自己紹介タイムもありました!

もう就職してから一年近くが経った今だからこそ、深い部分について話すこととなり、今まで知らなかった皆さんの一面を知る良い機会となりました。

またこの日のメインイベントとして、参加者全員でプレゼント交換を行いました! それぞれが決められた金額のプレゼントを買ってこの日を迎えました。一人ひとりがくじを引いてお贈りする相手を決め、その方へのメッセージとともにプレゼントをするという趣向です!

やってみるとなんとも不思議なのですが、くじで決めたはずの贈り先にもかかわらず、それぞれのプレゼントが相手にぴったりのものに思えることばかりでした。まるでその相手のことを考えてプレゼントを用意したかのようなのです!また贈り物を渡す際のメッセージも、日頃伝えられていない感謝や期待、敬いなどの気持ちが心から込められたものばかりで非常に感動的な時間となりました。

私にとっては初めてのオープン臥竜塾となりましたが、塾外の先生方といろいろお話できたり、また塾生同士でも今まで話したことのない話題について語り合ったりするなど、相互理解をする上で大変良い機会になったと思いました。来年も是非参加して、いろいろな先生方と意見交換やおしゃべりを楽しみたいと感じました。

自己紹介タイム中!

ということで塾の報告は以上となりますが、少し短い内容となったので、誠に勝手ながら以降は私が最近読んでおもしろかった本を紹介させて頂きます!

その本とは『きずなと思いやりが日本をダメにする 最新進化学が解き明かす「心と社会」』です。

社会心理学者の山岸俊男氏と進化学者の長谷川眞理子氏の対談集で、日本社会にある精神論主義を否定し、科学的な知見をもって社会を変えていくことの重要性を説いた本です。話題は多岐にわたるのですが、少子化問題や教育についての言及も多く、保育関係者なら必ず興味をひかれる内容になっています。

以下は目次にある見出しを私が適当に抜き出したものですが、見守る保育に関わる方ならこれを見ただけで絶対に読みたくなると思います。

・なぜ哺乳類は「子育て」をするのか

・ヒトは共同繁殖の動物

・母性神話のウソ

・ヒトの育児は社会ぐるみで行うもの

・なぜヒトはヒトになったのか

・生き延びるための「社会」

・仲間意識でサバイバル

・「つい」助けたくなる心

・なぜ幼児はおしゃべりが好きなのか

・人間社会を支える「心の読み合い」

・共感する力とは

・情けは人のためならず

・「協力する知性」の誕生

・ヒトはなぜ親切に振る舞うのか

・なぜルールを守らなくてはならないのか

上記で列挙したタイトルはほとんどが前半部分なのですが、進化学や社会心理学の知見から「人類は集団で子育てすることによって生き残ってきたこと」や「人間は生まれながらに他者と協力する力を持っている」ことなどが明らかにされています。これらのことは見守る保育を実践する上で重要な事実であると思います。

あとがきの一節に「進化で作られた人間の性質を出発点にする」というものがありました。今後も、進化学や行動生態学、社会心理学といった分野の本も読んで人間の本質を理解し、見守る保育を理解する上での出発点としていきたい と思っております。

報告者 小林

成長展~言葉・表現の育ち~

12月7日(水)の臥竜塾報告を行います。

今回の塾は、ZOOMでの完全オンライン式での塾でした。

まず初めに、臥竜塾忘年会についてのお話でした。

臥竜塾忘年会とは、その年の最後に塾生で集まり、おいしいものを食べながら、その年にあったことや保育について、プライベートなことなど様々なことを語り合ったりするようです。

2019年ぶりに今年に行われるみたいなので、私自身は初めての参加となり、地方出身の私としてはどのような所へ行き、どのようなことをするのかとても楽しみです!

2019年臥竜塾忘年会。(過去画像です。)

話は、行事などのプログラムについて

小松崎先生「プログラムは年に数回の子どもや保護者に提供する手作り玩具のうちの1つだと思っていた。また製作する先生たちの発想を知るきっかけになるんじゃないかと思っていた。プログラム(製作物)の内容について「クオリティが高くて非常にいいなと思ったけれど、簡単なものでいいのでは?」との声があったが、どのように伝えたらいいのかなと考えています。」

園長先生「いくつかある中で、子ども会をやっていた時、キャンプファイヤーを行った際、小学5年生に「キャンプファイヤーの仕方を提案してください」と言ったときに、提案ができる子は、これまでに経験のある子だった。今までに色々な経験をしてきた子が色々な提案をしていた。それと同じで、それぞれの得意分野生かされ、いろいろな人のアイディアを足していき、その集結がプログラムになる。一人の人がいいものを思いつく訳はなく、いろいろな人が「こうしたらどうか?これもやったらどうか?」と足していくことでいいものができる。作っていく過程が大事。」と話されていました。

確かに、一人では思いつかないようなことも、他の人の話聞いたりや経験を元にすることで様々なアイディアが生まれますね。そして、このことは普段の保育でも同じですね。
 

また、親子遠足で係のリーダーをされた中村先生からも行事を作っていく過程のお話がありました。

中村先生「今年が2年目で5月という早い段階で親子遠足のリーダーをやらさせていただいたんですけど、ベテランの先生方がこれまで積み上げてきたもので作るものと、僕が色々意見を言わせてもらう中で見えた景色は違うと思ってて、ただ1つ言えるのは、作っていく過程に携われたのはすごくいい経験だったと思います。もちろん出来上がったものは自分がというよりは、皆さんが全員で作ったもので、自分自身そのクオリティには驚いたんですけど、色々な人たちのアイディアがあってできたものだったので、そこにはよく園長先生が言う、若い経験のない人たちのアイディア+ベテランの先生方の経験が交わってできたものだったので、それはすごくよかったなと思いました。今回経験させてもらったことで、これから先何年もたっていったときに、またそこで自分が関わるとき違う見え方になったりするのかなと思いました。」

私も今年1年目ですが、いくつか行事の係をやらせていただき、また来年以降次は自分が係のリーダーになった際、見える景色も違うのかなと思いました。またその時は、様々な先生の意見やお話を経験を聞いていき完成させていきたいなと感じました。

そして話は、週末行われた「成長展~言葉・表現の育ち~」へ

佐野先生「今回3歳のクラスは、がらがらどんをやったんですけど、今年の3歳の子たちは、普段やっていることが筋トレぽいことをやっている子や虫取りが好きな子など個性豊かで、練習してもこれは難しいだろうなと思っていて、練習のときは1度も橋を渡れなかったんですけど、やっと当日渡れて、劇が終わり幕の裏側で子どもたちが「渡れた!」と喜んで楽しんでいてよかったです。また、クラスの先生と相談しながらやったんですけど、なにやろうかな?となった時、給食の時に、カレーのお皿を食べ終わった後ティッシュで綺麗に拭いてる姿を見て、「きれいに磨いて新幹線みたいにピカピカだね」と声をかけると、子どもたちがすごく盛り上がって、「それしかない!」と思って、成長展に繋げました。子どもたちは拭くだけでも盛り上がるんだと思いましたし、何より子どもたちが楽しくやっていたのでよかったのかなと思いました。どこかで先生たちも自分で楽しもうとしないと、難しいのかなと感じました。」

私自身も初めての成長展で、今まで経験してきたようなお遊戯会などとは違い、この新宿せいがの成長展は、子どもたちの普段の生活の様子やハマっている物や事を見てもらえるようになっていて、見ている保護者の方も日常の保育が見えるからこそ面白いだろうなと思いました。

また、どのクラスも練習の時から、子どもたちも先生も楽しんでやっている姿がとても印象的で、練習から楽しむことで、本番でありのままの子どもたちの楽しんでいる姿を見てもらえるのかなと感じました。

成長展の幕間で使用したSTEMの動画の一部です。

今回の塾も盛りだくさんで楽しい塾となりました。

また、外部臥竜塾生の先生方は今年最後の塾となりました。

今年一年ありがとうございました!よいお年をお迎えください!

今回もありがとうございました。

(報告者 伊藤 暁人)

11月25日塾報告〜長野県松本市出張〜

気が付けば今年も残り1ヶ月。12月を迎えてすっかり冬の寒さが訪れましたね。ちなみにこの秋(9月〜11月)はここ30年間で最も暖かかったようですよ。

そんな秋の最後、11月25日にあった臥龍塾の報告を中村からさせていただきます。今週は水曜日が祝日だったため、珍しく金曜日の開催となりました。

まず、藤森先生があるT V番組の録画を流してくれたので食事をしながら拝見しました。その番組とは【N H Kスペシャル ヒューマン なぜ人間になれたのか】です。

・なぜ人間が他の動物と異なるのか。
・人間を人間たらしめるものとは一体何か。

買ってきた松本土産です!鑑賞のお供に・・・私は苦手でした(笑)

人類の原点と保育はとても共通する部分が多く、大変興味深く試聴させていただきました。

そしてそのあとは、私から長野出張について報告です。11月18日から20日までの三日間、藤森先生の助手として同行させていただきました。

行き先は長野県松本市。新宿駅から特急あずさに乗り、2時間40分ほどで終点松本駅です。 そこから車で20分。今回の出張先である「社会福祉法人アルプス 認定子ども園ふたご」さんに到着です。

昭和43年開園の歴史あるこども園さんで、異年齢保育や見守る保育を導入されています。今回はG T長野の3園合同での研修で2日目に藤森先生の講演がありました。初日は美味しい給食をいただいた後、園舎や園庭の見学をし、職員の方との懇談会がありました。

2日目、午前中に藤森先生の講演があり、午後は事前にいただいた質問への回答会。もちろん藤森先生からの回答ですが、私もせいがでの現場からの回答をということで少しだけ前で、、、とてつもなく緊張しました。(汗)

園庭にあるシンボルツリーの欅の木 背景の山々が絶景でした。

園の研修は終わり、その日は温泉宿に泊まりました。冷えた足先までしみる温泉に浸かって休み、3日目は松本市内観光です。松本城、旧開智学校、松本市美術館と存分に松本市内を堪能して帰路につきました。

猛々しいこの姿!城内見学はとても貴重な体験となりました
4月にリニューアルオープンしたばかりだそうで、、
草間彌生の展示ブースです!

初めての助手で緊張半分、楽しみ半分のスタートでしたが、お迎えしてくださった園の方々はとても温かく、充実した3日間を過ごさせていただきました。

長野出張の報告をした後は、藤森先生と塾生で話をしながら今回の塾はいつもより少し早めに終わりです。オープン臥竜塾や忘年会の話なんかも出て、ワクワクする一方でもう一年が終わるのだなとしみじみと感じたところで今回の塾報告とさせていただきます。

(報告者 中村英知)

「感動の幅」

11月2日の塾報告です。

今日も食事後はzoomを繋げて、地方の塾生と意見交換を行いました。

今回、メインとなったテーマは「STEM」です。

と言うのも、11月7日に「乳幼児STEM保育研修会」を開催し、実践報告をするプログラムが含まれていました。

その報告で茨城の青山保育園の小松崎先生に実践報告をしていただきましたので、今回いくつか小松崎先生から藤森先生に報告をする上で質問があるということでした。

小松崎先生の報告のテーマとしては…

「乳児のSTEMとは?」

「私たちは不思議がり」

で、乳児におけるS T E Mをメインに実践報告を考えているそうです。

小松崎先生が赤ちゃんたちのお部屋での姿を見ている中で

ものを何回も落として繰り返して遊ぶ姿から「物理学者では?」

部屋に入ってくる太陽の光や、また反射した光を追いかける姿、

そして動くものを目で追うという発達、

それら全ての行動から乳児からSTEMをしているという方向に結びつけるというものです。

そういう問いかけから藤森先生の話しとして・・・

「違いに気づく」ことがS T E Mの最初のステップではないかということです。

「演繹法(えんえきほう)」と「帰納法(きのうほう)」

について話をしてくれました。

まず演繹法というのは、すでに知られている法則(一般論・ルール)や前提から、順に論理を積み重ねて結論を出す考え方です。

どちらかというと、日本は演繹法で学校の授業を進めていることが多いとのことです。極端なことを言うと、算数の授業では最初から計算式があり、その答えを求めることしょうか。

そして帰納法というのは、複数のある事象(前提)から結論を導く思考法のことを指します。統計分析にも使用される方法で、大量のデータから傾向やパターンをしっかり理解し、推論を導いていきます。結論は絶対的な真実とは限らず、あくまで前提を踏まえて論理的に正しい推論というのが、帰納法の特徴となっているとのことです。

海外ではこちらを採用している国が多いかもしれません。

先ほどの算数の授業の例で言うと、先に答えがあって、計算式を答えるとうことでしょうか。

STEM保育は「帰納法」がしっくりくると私は感じました。

科学的な視点から見ると答えは決まっているのかもしれませんが、

子どもたちと森口先生が科学実験で遊んでいる姿を見ると必ずしも、

正しい実験結果にたどり着くことが正解では無いと思いました。

1つの方法から子ども達が自分達なりの方法を導き出し、それによって結果が違ったり、また何度も挑戦したり、こうした姿がSTEM保育の楽しさであり、大切な部分のような気がします・・・。

藤森先生のアドバイスを受けた小松崎先生の実践発表は、

とても素晴らしい内容でした!

また何かの機会でご紹介できればと思っております・・・。

そして・・・

話は「教養」についてです。

私も藤森先生と出張に行かせていただいた時に、歴史的に有名な場所を訪れることがありました。

当時、大学を出たばかりの私はそこまで教養がなく、歴史に関しても浅い知識しか持っていなかったので、よく藤森先生に「ここがあの有名な・・・」と言われても正直、ピンと来なかったのですw

「知った瞬間よりも実際に体験することにより、深まることが教養の良さ」by藤森平司

確かにその通りなのです。

それから私は大河ドラマに興味を持ち、歴史の深い部分まで知ることができました。

例えば・・・2018年に放送された「西郷どん」では、西郷隆盛をはじめ明治維新の内容でした。私はその辺りの知識がほとんど無かったので、とても面白く、多くのことを知りました。

その後に、藤森先生と鹿児島に出張に行く機会があり、西郷隆盛が最後を迎えた場所にいき、お墓を訪ねました。

実は訪れたのは2度目ですが、感動が違いました・・・。

当時の歴史的な背景はもちろん、西郷隆盛だけでなく、そのほかの登場人物など、多くのことを知ったことで、細かい部分に本当に感動したのを覚えています。

「人は人といることで感動する幅が広がる」by藤森平司

深い言葉をいただきました。

人によって感動する部分は違うため、自分が今まで感動しなかった部分を、身近な人が感動することで共感し、そこから新しい価値観、感動を感じることができる、ということでしょう。

藤森先生が続けて・・・

大人はそれまでの自分の経験から感動するものを押し付けようとしてしまいがちですが、子どもは大人と違う部分に興味を持つため、押し付けてはいけない。と言われました。

その言葉を聞いて反省したことがあります・・・

それは長男のサッカーに対して、私が口を出しすぎていたことです。

自分のサッカー経験から物事を判断し、プレーに良し悪しを伝えていたのです。

成功はするけど、自分で考えて判断するという能力が身につきません。

サッカーだけでなく、いろいろな場面で、瞬間的に自分で考えて、判断するというのは、社会に出て大切なことですね。(報告者 山下祐)

文化は大人が作って伝承は子どもがする

11/16(水)の塾報告をさせていただきます。

今回もしっかりズームで外部臥竜塾の方も参加してくださっています。

今回出た話題としましたは…

・子ども会議(映画)の話題
・不適切な保育
・子どもの呼び方(LGBTも含め)
・保育について

子どもが遊びをしていて夢中になっている際、次の活動(朝の会であったりご飯)に向かわなければならない時にどんな関わり声かけが良いのだろうか…
そしてどんな関わり方をして子どもが自分でお片付けなどもできるようになるのか…我々保育士というのはどんな関わりが求められるのかという話題になりました。

子どもが夢中で遊んでいる時にあまり止めずにその子のやりたいことを尊重することもとても大事なことだと思います。ただそのバランスが崩れてしまうことも恐いことなのかなと個人的には思うところです。あまりにもその子を尊重しすぎることでやめ時を見失いギリギリまでやることで片付けもせずに次に行ってしまうことも多くなってしまいます。藤森先生は子どもは前を見る生き物のため、たまには片付けをせずに今夢中になっていることを止めてまで戻らせて片付けをする必要はないのではともおっしゃっています。そこもやはりバランスが大事にであるように思います。片付けに十分時間が取れる時などは一緒に片付けをしたり、遊び感覚でルールを作ったりと様々な片付けがありますので夢中だからと言ってやりたいからやらせておくのでは意味が少し違ってくるのかなと感じます。身につけてほしい一つには片付けというのもありますのでそこはしっかりと視野に入れておきたいところです。

そこで今回の塾で話題になったのが、
「文化は大人が作って、伝承は子どもがする」
という考えです。

やはり、初めは子どもだけで生み出すのは難しい部分がありますので片付け方であったり、遊び方、どんな関わり方、ゾーンの使い方などをまずは大人が示し、それを子どもたちが身につけていくことで下の子どもたちに伝え、伝承していく形が自然でより伝わりやすのではないかと考えます。実際に新宿せいが子ども園ではその伝承が行われいるのではないかと思います。例えば雑巾掛けでは大人がまずは教えることから始まり、できるようになってきたら、年度の後半から年長さんが年中さんに伝承してい形です。雑巾掛けに限らず様々なことを子どもにしっかりと身に付くように教えてあげることも必要なのでないかと思います。そこからやっと見守れるようになるではないかと考えます。初めから見守るというのは子どもにとっては少しハードルが高いのかもしれないと個人的には思う次第ですが、様々な考えがありますので

冒頭にもありますが、子どものやりたいことを実現することも大事ですが何を大切にして何を優先するのか、教えなければいけないことなのか…バランスというのが見守る保育をする上で非常に難しいと今回の話で個人的に感じる部分でした。
何年やっていても保育には正解がないと言いますか、これでオッケー!と思えることが今だにないでが、こうして塾生や藤森先生とお話しすることで次はこうして見ようかなとワクワクすることは常にありますのでそれが保育の楽しいとことの一つなのかなと感じさせてもらいました。
結局何が言いたいかよくわからなくなりましたが終わりにさせてもらいます。
こうした保育を話せる場にいつも感謝しています。

報告者 本多悠里

2022.10.5塾報告 〜自然の体験〜

10月5日の塾報告を中村からさせていただきます。

まず初めに・・・

話をしてくださっているこの方・・・

そうです!今回の塾では安藤先生も参加をされての塾となりました!先日、以前勤められていた“せいがの森”の卒園生が20歳を迎え同窓会を開いてくれたそうで、その話をしてくださりました。

大学生や専門学生になっていたり、運転免許を取得して自動車を運転していたり。当時は園児と先生という立場で記憶が止まっていても、時を経て大きくなった子どもたちの姿を見られるのは本当に感慨深いですよね。

また、安藤先生にとっては、卒園児とお酒を飲むということも一つの“夢”だったそうで、とても嬉しかったと話されていました。保育士という、子どもと接する仕事ならではの素敵なエピソードですよね。

その後も塾生に混ざって参加してくださっています!

さて、話は変わりまして、新宿せいが子ども園には「ピクニックデー」という行事があります。簡単に説明すると異年齢で複数の横割りグループを作り、グループごとに園庭やおとめ山公園まで行き、お弁当を食べます。自然の中で食事や交流を楽しむのです。

先日そのピクニックデーが予定されていたのですが、あいにくの雨で中止になってしまいました。それについて藤森先生はこうおっしゃっていました。

「子どもにとって悪い天気はない。悪いの天気にそぐわない服装をすること。雨だから園庭に出てはいけないわけでもないし、晴れているから室内で過ごしてはいけないことはない。森や山が自然であるように天気も自然。ドイツでは森のプロジェクトというものがあり、雨天でも寒さが厳しくてもの自然の一つとして触れる機会がある。」

もちろん戸外活動をするには晴れている方が手間もなく効率的に進められますし、気分的にもお日さまが出ている方が気持ちはいいですよね。でも、雨天や降雪だって晴天と同じ一つの天気。その恩恵だって受けているわけです。雨でぬかるんだ地面の泥を使ってお絵描きをしたり、泥遊びとして普段なかなか体験しない泥の手触りや足元の感覚を楽しむのも面白いですよね。実際に本多先生が土曜保育の際に園庭で泥遊びをしたそうです。幼児に混ざって1歳児クラスの子も無我夢中で泥まみれになっていたそうです。笑

また、あるイギリスの人は「園庭は算数や理科を学ぶところで、砂埃しかないような環境では何も学べない」とおっしゃっていたそうです。落ち葉や木の実で自然と数に触れたり、公園のシーソーやすべり台ではある意味、物理的な考えにも触れることができますね。

新宿せいが子ども園は園庭のほか、すぐ近くにおとめ山公園という区立公園があります。広さはもちろんですが、木々や池、原っぱと都心にあるとは思えないほど恵まれた環境です。春には桜の開花や蝶などの昆虫を追いかける子どもの姿。夏はザリガニ釣りやセミの鳴き声。秋の紅葉で冠を作ったり、冬は霜柱を踏み遊び、積った雪に目を輝かせる子どもたち。

天気や生き物など身近にある自然に改めて目を向けて保育の中に取り入れてみる。都内だから、天気が良くないからという固定概念にはとらわれない考えも必要ですね。(報告者 中村英知)

2022/9/21 報告

研修旅行を経て、感想を頂きました。

小林先生

「 実習以外で他園を見たことなかった。
自園の良い所を再確認できたり、 道中での会話など、他のクラスの先生方とも交流をもてた」

伊藤先生
「〝自園の先生方皆で他園を見る〟ことは研修旅行ならではのもの。      

その場で情報を共有し合ったり、とても有意義だった。」

また、研修先の先生の講演の中にあった 〝保育士は万能ではない〟という言葉がとても印象に残ったことを話して下さいました。

太田先生
「研修先の園にあった〝けしかけない〟という表記。
この言葉に見守る保育 Fujimori meth実践園の良いところが出ているのかな、と感じた。
他の先生方の視点を見れたことで自分の視野も広がった」

中村先生
「好きな写真〝だけ〟の手作り絵本や図鑑が印象的だった。
自園のぐんぐん組(1歳児クラス)動スペースの充実を、今回の研修で受けた刺激から、改めて考えていきたい。」

塾長より

「家電や身の回りのものの写真を並べたりファイリングした手作りの絵本、など、充実させていけたら。」

また、研修先の園で実施されていた〝司書さんに絵本を読んでもらう〟という、職員以外の方や専門家からの保育アプローチ、というのもとても素晴らしい事ですね。

山下塾頭
「係活動や行事への取り組み方について 〝係以外の先生を巻き込んで〟という姿勢がとても見られた」

係の先生が中心になると同時に、係の先生だけで進行されてしまいがちな係活動、行事ですが、園全体が我が事として捉えているような雰囲気というのは、とても大切ですね。改めて勉強になります。

研修旅行に参加しなかった先生からも質問があれば、ということで、加藤も。

新人の先生の感想を聞いていても、保育への意識や意欲が高い事が伺えます。

それはもちろん研修先の園のことでありますが、

同時に、研修旅行へ行った先生方からこのような意見が出ることについても、感じてしまいました。

自分の新人時代に、このような意見を持てたかどうか笑

研修旅行が明けた平日から、チームの先生方の動きや、会話の内容に変化があることを感じ、

改めて研修旅行という取り組みについての成果を感じる、夜となりました。

(報告 加藤)

成長展~からだの育ち~

9月28日の塾の報告を行います。

今回の塾は、対面とオンラインのハイブリット式での塾でした。

本日も、新しくなったすくすく部屋(musubime)で塾を行いました。

本日のメニューは、新宿せいが子ども園でオーガニック惣菜のテイクアウトをされている、高田馬場イタリアン「En」さんのパスタとスープでした。感染症対策もしっかりとり、換気を行い、距離を取りつつ、食後には有機栽培コーヒーをおいしくいただきました。

このテイクアウトは、「En」さんのシェフが子どもたちへ食を伝え、支えるをテーマに、子どもたちに食の大切さを伝えたり、食を通じて楽しい体験をしてもらえるといいなという思いから、月曜日~土曜日の間、トコトン自然に近い状態の食材を使用して作ったお料理を、保育園の保護者の方々や職員、地域の皆様にお届けされています。また、有機栽培コーヒーもmusubimeにて120円で誰でも飲めるようになっているので、是非一度お試しください!

さて、今回の話題は、「成長展~からだの育ち~」(運動会)に向け、予行2回を終えての話でした。

まず、入職1年目の予行を終えての感想で、

伊藤「半年間、新宿せいがで保育をし、様々な行事を体験したきたけれど、子どもたちが1度に同じ場所に集まって行う行事は、今回が初めてだったと思うので、いつも見ている子どもたちの発達のちがいなどを見れることがとても新鮮な感じもあり、例えば、いつも元気にいろいろなところ走ったりして過ごしている子が、人前に立ち、一人で競技に取り組むとなると緊張して動けなくなったり、いつもワイワイ遊んでいる子が競技になると慎重に進んだりするなど、そのような新しい一面、姿が見れてとてもいい経験となりました。また、自分が今見ているクラスの次の年齢のクラスの競技などをみて、1年後の子どもたちの姿を想像しながら見ることもできたことが良かったです。」

小林先生「今0歳児クラスの担任をしており、0歳児の競技もとても斬新で、ほかのところだと、小さい子でも保護者に抱っこされてちょっとしたお遊戯などをすることが普通だと思うんですけど、「赤ちゃんが寝がえりします!」や「はいはいします!」など発達をありのまま見せていてとても特徴的だなと思いました。」

太田先生「僕はまだ3,4,5歳児の競技を見れていないんですけど、1歳児のかけっこは月齢の低い順からやっていくんですけど、そこで発達の差や走り方、お友達と一緒に走りたいという気持ちがあるんだなと感じ、1クラスの中を見るだけでも、こうやって発達していくんだなというのを目で見てわかることがいいなと感じました。」

1クラスを見るだけでも、子どもたちが同じ競技を行うので、これからの発達の仕方を見れるというのは、とても勉強になるなと感じますね。

塾頭「運動会と言ったら玉入れをしたり、組体操をやったりすることをイメージしがちだけど、せいがの運動会はちょっと違う感じで、3,4,5歳児クラスだとサーキットでやったりとか、はじめは面白いのかなと思っていたけれど、どんどん知っていくことで面白さや発見もあるよね。」

確かに、私自身も今まで体験してきたり、学生時代の実習で見てきた運動会は、競い合ったり、組体操を行ったり、鼓笛隊を行ったりして楽しむものというイメージがあったのですが、今回新宿せいがの運動会をやってみて、小林先生もおっしゃった通り、子どもの発達のありのままを保護者の方に見せたり、普段の遊びの延長線にこの運動会があり、やってる子どもたちも楽しいし、見ている保護者の方も子どもたちの発達などを見ることができ、おもしろいだろうなと思いました。また、「高いの低いのどっちにする?」や「跳び箱の高さ何段にする?縦?横?」「跳び箱高いの飛べたからもう一段高くしてみる?」など子どもたちが選択して競技が行えることもとてもいいなと感じました。

園長先生「コロナ前は、午前中に発達を見せるようなことをやって、お昼は、子どもと保護者が一緒にお弁当を食べ、午後に3,4,5歳児は玉入れや借り物競争を行っていたけれど、コロナで今はなくなったしまっている。また、子どもたちが体を動かして楽しむことをやりたいなら、公園や広場を借りてスポーツデイなどの行事をするのもいいよね。」というお話があり、私も小さいころや学生のころを思い出してら、スポーツ大会やほかの学年の子との交流などはとても楽しかった記憶が今でもあり、そのようなことからも、スポーツデイのようにすると、異年齢で行え、子どもたちのその時に好きな運動遊びなどが実施でき、またその場その場でルールを変えたりして楽しめるので、とてもいいなと感じたので参考にしていきたいなと思いました。

また、本多先生の話に「今年の5歳児クラスのリレーで、練習では、まだ白グループが1回も勝ててないけれど、運動会をゴールにするのではなく、運動会が終わっても、リレー遊びとしてやってもいいんじゃないか。」というお話があり、この運動会をゴールとせず、このことを生かしてこれからの遊びや活動に発展させていくということも大切だなと感じたので、運動会が終わっても遊びに取入れ、生かしていきたいと感じました。

今回の塾も話が盛りだくさんで、とても有意義な時間となりました。

今週末行われる成長展~からだの育ち~が待ち遠しいですね!

本日もありがとうございました。

報告者 伊藤 暁人

研修旅行2022 in 長野 2日目

 中村先生からのバトンを受け継ぎ、研修旅行2022in長野の報告をさせていただきます!

 ホテルで朝食を食べた後、歩いて善光寺まで向かいました。道中の参道には魅力的なお店がいろいろと軒を連ねています。やはりお土地柄、蕎麦屋やおやきのお店が多い印象でした。

 その中でも我々が入ったのは七味唐辛子で有名な八幡屋礒五郎さん!訪れた善光寺門前のお店が本店で、有名な缶のパッケージを模した椅子が店頭に3つ並んでいます。そこで七味唐辛子や唐辛子を利用した商品を、お土産としてそれぞれ買いました。少し興味が出たので調べたところ、七味唐辛子を構成する素材は特に決まっているわけでなく、お店や商品によって様々のようです。八幡屋礒五郎の七味は「唐辛子、辛味と香りを併せ持つ山椒・生姜、そして、風味と香りの麻種・胡麻・陳皮・紫蘇の7つ」だそうです。また「七味唐辛子」という名称は関西風のもので、江戸では元々「七色唐辛子」という呼ばれ方をされていたとのことです。近代以降に発刊された辞書においては七色唐辛子の方を標準語形としているそうです。以上、七味に関するトリビアでした!

七味の缶を模した椅子

 閑話休題。それぞれで参道にあるお店をまわってお土産などを買った後、大きく立派な山門を通って善光寺の本堂に入りました。本堂自体が国宝なのですが、善光寺と言えばお戒壇巡りかと思います。

 善光寺のWebサイトからお戒壇巡りについての説明を下記に引用します。

“善光寺本堂の最奥に位置し、御本尊の真下を通る真っ暗な通路です。一寸先も見えない暗闇の中を進み、途中の「極楽の錠前【じょうまえ】」を探って頂きます。この錠前は御本尊と結ばれており、触れることで直接ご縁を結べると言われます。”

 本堂奥にある急な階段を降りた後、暗闇の中を錠前を探しながら壁伝いに歩いていきます。暗闇といっても本当の真っ暗闇ではなく足元に小さな灯りはあります。が、それが絶妙な明るさで、目の前にいる人が見えるか見えないかというものなのです。前を歩く人が白い服であれば良いのですが、黒い服だとぶつかってしまうのではないかと思います。

 視覚的な情報がほぼ遮断された状態は現代に生きているとほとんどなく、その他の感覚が鋭敏になっていくように思えて新鮮でした。また暗闇の中を歩くという体験は宗教的な神秘性を感じるものであると同時に、スリルもあってある種のアトラクションとしてとても楽しかったです。

 またこれは私の解釈ですが、お戒壇巡りはそれを行う者に仮死体験をさせて入門者や信徒として新たに生まれ変わらせるというイニシエーション(通過儀礼)的な意味合いを持つものであり、それがやがて観光的資源として活用されるようになったのではないかと思います。お戒壇巡りは胎内巡りとも言うそうで、戒壇を出た後は生まれ変わるということを示しているのではないかと推察します。

 ちなみに古典落語の一つに「お血脈」という演目がありますが、それはこのお戒壇巡りが元となっております。私は立川志の輔師匠が演じているこの演目を聞いて、初めてお戒壇巡りというものが善光寺にあることを知りました。

荘厳な雰囲気の善光寺

 本堂を出た後、善光寺史料館に参りました。かつて本堂に架けられていた絵馬や古い仏像などが展示されているのですが、中でも目を引かれたのは高村光雲・米原雲海作の仁王像です。その神々しいまでの力強さは、全身が粟立つような感覚を覚えました。またそういった史料展示だけでなく、『小松美羽展 ~霊性とマンダラ~』という現代美術の特別展も開催しておりました。

史料館の入り口

 その後は善光寺のすぐそばにある長野県立美術館に向かいました。昨年に改装したばかりだそうで、自然と調和しながらもスタイリッシュな雰囲気の建築物でした。 

 そこで行われていたのが「ジブリパークとジブリ展」です! ジブリパークは、2022年11月に愛知県の小牧にできるスタジオジブリの世界を表現した公園です。本展はそのジブリパークを一足先に楽しめるよう、公園の様子や雰囲気がわかる様々な展示がなされていました。またジブリパークのことだけでなく、歴代の映画のポスターや乗ることのできる猫バスなども展示されていました。中でも『アーヤと魔女』という作品を通した3Dアニメの制作手順の説明に力がいれられており、とても印象的でした。何か3Dアニメというと今までのセル画のものよりも簡単に作ることができるものといった思い込みがありましたが、本展示はそれを覆すものでした。多くの「職人」が力を合わせて、絵やエフェクトを緻密に作り込んでいることがわかり、3Dとはいえやはり「ものづくり」に変わらないのだと思わされました。また展示の中にはサツキとメイの家や湯婆婆の等身大フィギュアなど、写真を一緒に撮ることができるスポットもあり大変楽しめました。

サツキとメイの家
カオナシと!

 善光寺を一望できる美術館の屋上テラスに上がった後、お昼を食べに再び参道に戻りました。魅力的な飲食店が並ぶ中で我々が選んだのは、おやきのお店です。おやきとは長野のソウルフードで、小麦やそばで作られた皮に、あんこや野沢菜などを包んで焼いたり蒸したりしたものです。感染対策を充分にしながら、みんなで焼きおやきと蒸しおやきを一つずつ食べました。焼きたて・蒸したてのおやきは、素朴な味でとても美味しかったです。

善光寺を一望できるテラス

 食べ終わった時点でまだ昼過ぎでしたが、関東に台風が接近しているという情報もあり、早目に新幹線に乗って帰路に着くことにしました(長野は良い天気でした)。長野駅から東京駅までは1時間45分程度で、あっという間に東京に着いてしまったような感覚でした。そして東京駅のホームで解散と相成りました。

 私は以前に山登りをよくしていた関係で長野には何度も行ったことがありましたが、長野市内を観光をしたことはほとんどなく、善光寺も訪れたことがありませんでした。今回の旅行で長野市の魅力を垣間見たような気がします。県の中心地ということで人も多く賑わっている街でしたが、同時に山に囲まれていることや善光寺があることがそう感じさせるのか、何か清浄な空気に満たされているように思えました。

 またこの度の旅行中に塾生の先生方とといろいろなお話が出来て、様々な気付きを得ることができました。また普段あまり接点のなかった先生方ともコミュニケーションをとる機会に恵まれて、とても楽しい思い出となりました。来年はコロナ禍が終わり、多くの皆さんと楽しい研修旅行が出来ればと祈るばかりです!


報告者 小林純平

研修旅行2022 in長野 1日目

9月17日・18日、新宿せいが子ども園の研修旅行に行ってきました。1日目の報告を中村からさせていただきます!

昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったので2年越しの研修旅行。私自身、入職2年目で初めての研修旅行ということもあり、とても楽しみにしておりました!

まずは今回の行き先からご紹介・・・

長野県小諸市。東京駅から北陸新幹線で軽井沢駅に行き、しなの鉄道に乗り換えて小諸駅まで行きます。そこから徒歩10分程で今回の見学先である「さくら保育園」さんに到着です。

改札で切符を切ってもらいます。風情がありますね。
さくら保育園さんの門構え

「社会福祉法人真応会さくら保育園」

昭和29年6月1日に創設と歴史があり、定員は90人。見守る保育や3・4・5歳児の異年齢保育を取り入れている子ども園さんです!

1日目の研修スケジュールは午前中は園内の見学、午後はさくら保育園の先生による実践報告を聞かせていただきました!

【園内見学】

まずは西田園長先生からのご挨拶。さくら保育園さんの取り組みもお聞きました。
集中できる個室。私はこういうスペースが大好きです。(笑)
保育室には様々な工夫がされていました!

そして、さくら保育園さんの中で一際目を引くのが、この園庭!今年の4月にリニューアルされたばかりで、大型総合遊具が導入されています。

とても広く複雑な造り。遊び方は様々ですね。
子どもたちは遊びながら運動能力を鍛えることができます。
砂場や鉄棒も
少し小規模の遊具。
それでも大きいですが…(笑)
大人も子どもに戻ってはしゃいでます(笑)
それぐらいエキサイティングでした!

4月から運用されているこの大型遊具ですが、子どもも大人もルールを決めて利用されていました。子どもは“ふざけない”や“ケンカをしない”などですが、大人の“手を引かない”“言葉でけしかけない”というルールがあります。ついつい「できるよ!」や「やってみる?」と声をかけ、手を引いてしまってませんか?子どもたちの成長を感じているからこその行為ではありますが、それが危険を招いたり、子どもたちの運動能力の発達や失敗して学ぶチャンスを阻害してしまう。大変興味深いです。私自身、1歳児のクラスを担当させてもらっていて、歩行の安定から走ったり跳ねたり、子どもによっては登ったり、日々保育をする中で運動能力の発達を目の当たりにしています。子どもたちが“自由”に「やりたい」「できる」が叶う環境作りを意識していきたいですね。

お昼休み。おいしいお蕎麦をいただきました。
↑とろろ盛りそば
午後の研修前、地元のマスカットまでいただき、、、
まさに至高でした。なんと「金賞受賞」のものです。

その後、さくら保育園の先生の実践発表をお聞きしました。長くなってしまうので内容は割愛しますが、とても貴重なお話を聞かせていただきました。

↑長野駅

1日目はさくら園さんの見学等、盛りだくさんでした!2日目は観光メインです。その報告は小林先生にバトンを渡してお願いしたいと思います!(報告者 中村英知)