人形考2

このエントリーをはてなブックマークに追加

2019/4/24 散歩先で大雨に

そんな中でも子どもたちは遊びを見つけます

落ちてくる水も子どもたちにとっては遊べる環境の一つなのですね。

降り止んだので遊びを再開

集めて、ままごと遊びにしているこれは

どんぐりの木、コナラの雄花です。

子どもたちを見習って、

作ってみました

2013年5月31日『人形考2』の中でこう書かれています。

自然にあるものは、子供たちは何でも遊びにします。「つくしの節のところにははかまがついている。そのある節をぬきはなして、もう一度さしこむと、どこで切れているかわからぬものである。そのきれたところをいいあてるあそびは、つくしつみに行った子たちが申し合わせたように行うあそびだ。」そのほか、ほうずきなど植物を使う遊びの中から、木や草にも深い愛情を持たせる動機になっていると宮本さんは言います。

子どもは、なんでも遊びの対象にします。植物だけでなく、小さな虫などは、子どもにとっては、楽しい遊び相手である者が多かったようです。カブト虫に糸をかけ、牛に見立てて耕作のまねごとをしたり、太郎蜘蛛にけんかをさせたり、せみとりなど遊びは多く、遊んだあとは、たいてい野に放ってくるのが普通だったようです。それは、「いじめたり殺したりするとたたりがあるとか、不幸なことがおこるとか信じられていた。」からのようです。それにしても、「これらの遊びが、子供たちに深い観察眼を与えたことは大きかった。」と宮本さんは書いています。

これらの遊びは、子どもたちにとっての大いなる学習であったことが、大人になって初めてわかります。

子どもたちの何かになっていたなら、嬉しいですね。

(報告 加藤)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です