Red floor philosophy episode 38『共同』より

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0歳児クラスの職員は全員で7人です。週ごとに自分の番号が変わり、その役割も変わってきます。

視点が変わるからでしょうか、その番号から見る子どもたちというのもまた異なり、また、同じ番号がやってくるのは7週間後ということで、子どもたちの成長をとても感じることがあります。

この週はハイチェアーの子どもたちとおやつを食べる週でした。

お茶や牛乳を差し出すと、口に一度含むものの、次の瞬間エプロンや机上に飲ませてくれること少々、という個人的ですが、そういうイメージの子がいました。

その子が何とも上手に飲むのです!驚いてしまいました。

すると、エプロンの中を覗き込み、

すると、エプロンの中を覗き込み、

牛乳が入っていないことを確認しているような仕草を見せてくれました。

ブログ『臥竜塾』2018年1月24日『共同』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると塾長藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回の全文を読むことができます。)

「協同学習とは、模倣学習や指導学習のように、到達度の低い個体が、到達度の高い個体から単純に学ぶといったものではなく、2名で共通の問題を、一緒に解決しようとすることから生じる学習であるとしています。トマセロたちは、協同学習は文化の伝播というよりは、文化の創造の過程であると言います。この言葉は、とても大切な言葉ですね。」

7週間の間にたくさんのドラマがご家庭で、そして園で、あったことを思います。子どもたちの成長を喜べる幸せを、チーム保育は、藤森メソッドは織り成しているのですね。

(報告者 加藤恭平)

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