時代によって言葉が変わる

塾7月28日の報告です。

今回は私の長男の夏休みの宿題の話題をさせて頂きました。

どうも絵日記や手紙を書くのが苦手な長男です。

なかなか自分の気持ちを言葉にするのが苦手なのか、週末に必ずある日記の宿題が鬼門ですw

もちろん、その時に本人なりに感じたことはあるのでしょうが、それを言葉にする作業が苦手なようです。

しかし自分の好きなこと、例えばポケモンとかに関してはペラペラと話します。

当時の自分と重ねてみると、そこまで困っていたかな??

と疑問になり、妻ともどうしたもんか・・・と悩んでいました。

やはりメディアの影響が大きいのでは?とも考えました。

当時は今みたいに気軽にテレビやメディアを見れる環境ではなかったので、

情報を自ら収集すると言いますか・・・。

それが今は勝手に情報が入ってくるので、情報に対して受け身なぶん、

取り入れるものが少ないのかな?とも考えました。

ちょっと・・・深く考えすぎですかねw

結局、塾生の加藤先生の長男(3年生)の話を聞くと、最初は同じような感じだったと聞いて安心したのと、

手紙にしろ、感想にしろ、日記にしろまだ書き方が身についていないのであれば、もっとお手本だったり、最初はもっとサポートしても良かったのかな?と落ち着きました・・・。

保育と一緒で、新しい遊びやおもちゃを用意したときは、

先生と一緒に行い、子ども達がルールなどを理解したら、離れていくように、私が息子に対する「見守る距離感」が間違っていたと思いました。

さて、そんな言葉の話題から現在行われている東京オリンピックの解説者の言葉遣いの話題になりました。

新種目のスケートボード、BMXの解説者の言葉が若者言葉というのでしょうか…

例えば・・・

「ゴン攻め」

でかいハンドレール(手すり)やステア(階段)とか、トライするのも怖いようなセクション(障害物)でがんがん攻めてるって意味。

「ビッタビタ」

レールとかに乗るときに狙い通りの場所にぴったりはまったっていう感じ。

と言うように、スケボーならではの専門用語があるのと、

どうしても競技柄、解説者が若い人なので、自然と若者言葉になるのでしょう。とくに年齢が高い人ほど解説者の言葉に違和感を感じたのではないでしょうか?

ただ、確かに私も女子高生や若い女性が使っている言葉をテレビなどで聞くと違和感を感じますし、逆に私たちが使っている言葉遣いに関しても違和感を持たれているかもしれません。

ちなみに今回のオリンピックではスケボーに限らず、他の種目でも解説者の用語が注目になったそうです。

ちなみに私はフェンシングを高校から始めたのですが、今回、見事にフェンシングのエペ団体で金メダルを獲得しました。

その解説を聞いていて、ルールを知っているから、違和感なく聞いていましたが、フェンシングを知らない人が聞いているともしかしたら、分からないフレーズがたくさんあったかもしれません。

今回の東京オリンピックでは新種目で年齢が10代の選手が金メダルを獲得しました。

今回のオリンピックをきっかけにスポーツの世界でも今までマイナーだったスポーツがどんどん注目されるのは、競技をしている選手にとっては本当に喜ばしいことです。

ロンドン、北京オリンピックで太田選手がフェンシングでメダル獲得し、

そのお陰でフェンシングという競技が注目された時は本当に嬉しかったです。

また藤森先生の講演でもこれから新しい職種に就く人材が増えると言われているように、

コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った「eスポーツ」も今後は人気になってくるのではないでしょうか?

さて話しが脱線してしまったので、元に戻します。

「時代で言葉が変わる」

と藤森先生が言われましたが、確かにそうですね。

私たちが普通に使っていた言葉が気付くと死語になっていたり、

新しい言葉がどんどん生まれていきますね。

私も後輩に「その言葉は・・・どういう意味を表すの?」と聞くことが多いです。

ただ私個人の感覚で、そうした造語は一時期は流行るのですが、

気付くと、誰も使わなくなり、最後は語源に戻るような気がします。

私たち保育者は常に子ども達のそばにいる分、大人の言葉遣いをよく聞いています。

1日のうちの大半は自宅ではなく園で過ごしているので、親よりも一緒にいる時間が長いです。

だからこそ言葉遣いはある程度、意識しないといけないかもしれませんね。

(報告者 山下祐)

今回はZOOM塾

東京では暑い日が続いています。気温や熱中症警戒アラートを気にする毎日です。

加えて新型コロナウイルスの新規感染者数が5000人越えと大変ですが、個人的には家でオリンピックを観ながら冷たいビールを飲むという日々の楽しみ方が加わりました(笑)

皆さんも様々なことに気をつけて日々を楽しく過ごしてください!(笑)

さて、本題である8月4日に行った塾の報告です。

今回は久しぶりのZOOMでの開催で、11名の参加でした。

最初の話題は、大阪の邨橋先生の通っている大学の授業内容についてでした。塾長のブログを読んでいる中で、出てくる人物だったりが、受けている授業の内容とリンクしていることがあり、「その人の内容は前に塾長のブログで読んだな」ということがあるということでした。なので、少し前の授業で「子どもの権利条約」について学んでいたそうなのですが、それよりも前に臥竜塾で学んでいたこともあり、大学の人から「なんでそんなに詳しいんですか?」と聞かれ「以前にすごく良い園で働いていたからです」と答えたということでした。塾やブログで様々なことが学べますが、大学では実践例や体験がない分、より高度な学びを日々しているのだなと実感しました。

次の話題は、塾長が最近講演の中でもよく話すことですが、6月から新しくせいがの調理に男性が入りました。その人に調理に入る前にせっかくなので、0歳児クラスから順に各クラス2日ずつ入ってもらいました。初日に0歳児クラスに入ったのですが、全く泣かれることなく、むしろ子たちが男性の膝の上で落ち着いていたり、しなだれかかっている子もいました。何年も働いている他の男性の先生や私も泣かれることがある中で、愛着関係も全くない初めて出会ったその男性はなぜ平気だったのか「愛着関係とは何なのか」と、塾長も不思議に思っていました。

前回の塾の前に行った臥竜塾セミナーの感想を発表者である城山こども園の平田先生と渡辺先生に伺いました。平田先生からは「伝えたいことがたくさんある中で、説明しすぎると限られた時間がオーバーしてしまうので、わかりやすく伝わるように、パワーポイントを削る作業が大変でした」渡辺先生からは『今回発表させてもらったのが「園庭」という部分だったのですが、今まで園庭についてピンポイントで話し合ったことがなかったので、とても良い機会になりました。』ということでした。二人の感想を聞きながらアクティブラーニングの図形を思い出しました。誰かに説明をすることで自分への学びが大きいものになったのだなと思いました。

塾長からのコメントで、『保育園の「園庭」とは外で保育をする場所である。ただ外で走り回る場所ではない、屋外保育室という見方』「屋内でやれることを屋外でやっても良い。例えば、外の木陰で絵本を読んだり、ままごとをしたり。ピーステーブルを置いたり、今は暑いけど、食事をしても楽しい」とおっしゃっていました。

ドイツでは、自然物を使って絵を描いたり、数を学んでいる様子を見たことがあったので、屋内でやること、屋外でやること、というように単純に固定観念で分けてしまってはもったいないというか、楽しさの幅を狭めてしまうのだなと改めて感じた今回の塾でした。(報告者 柿崎)

見守る保育の構築

今日は、職員会議のこともあり、遅くの開催となりました。先日誕生日を、迎えた横田先生おめでとうございます!!

先週は、山下先生のお誕生日でしたが、今回は横田先生おめでたいことが続きますね!!

今回も、僕がケーキ担当で、先週とは違うチョイスにしました。先日は、チーズケーキ今回は、ガトーショコラのチョコレートケーキにしました。

皆でおいしく頂きます!!

慎重に切る横田先生。


さて、今回も行事の前の報告の私。バンビの森保育園の園舎建て替えの話で盛り上がります。

図面を見て、見守る保育をするにあたって、建て替えのアイデアを出していきます。

土地が広い!!

遊戯室と2歳児の壁をあけれるようにしとけばいいのではないかなど?具体的なアイデアを出しあっていきます。キャパシティーをどのようにいかせばいいのか?考えていきます。ない物ねだりかもしれませんが、土地があるという事は大きいメリットでもありますね!!

ここで、カリスマ祈祷師の登場です。お元気そうです!!
あと、一週間でまた修行に入られるそうです。きつい修行ですが、避けては通れない道ですね。皆が色んな話を聞きながら、エールをおくります。最後の修行頑張ってほしいですね、これが終わると、自園の平戸の方に帰られるそうです。九州でも先生の色を出してほしいですね!!

その後は今の、修行の事を細かくどう生活しているのかを話していきます。

深い話がありましたが、ここは割愛させてもらいます(笑)

ここで、話は時事ネタに。コロナワクチンの話になりました。モデルナか、ファイザーかどっち??ちなみに私はモデルナを大規模接種センターで受けさせてもらいました。国が総力あげるとここまで円滑に打てるのかと少し感動してしまいました。

ちなみに、カリスマ祈祷師は職域別接種を受けられるみたいです。

色んな話があるなかで、塾生の締めの旅行で、島根行きましょうとの話に。

見どころを、森口先生が話してくれます。島根に行くかは、またの塾報告で(笑)

成長展の話にもなり、ユ-チューブをみているとせいがに帰りたくなると西村先生。恋しくなってるんですねそんな先生、山に籠って修行されるようです。。

この後、コロナのおかげでいろんな手数が増えたよねと。確かにその通りですね、このご時世にならなかったら、色んなアイデア等思いつかなかったとおもいます。ある意味怪我の功名です!

その後は、NPO法人の発足の話。いろんな面から見守る保育をアプローチしていきます。日本のみならず、世界からも注目される保育を微々たる力ながら発信していければと思います!

最後に。中村先生の話に。以前不動産関係の仕事をやっていたという真面目な一面にカリスマ祈祷師が、感嘆していました。私も、中村君と同じく最初は、営業職に従事していたので考え方とか似ている面があるかもしれませんが彼の話の言葉の一つ一つが勉強になります。自分もこれからの励みになりました。

今回の塾はここまででした。また色んな先生方のお話を聞けるのを楽しみにしたいと思います。

報告者 川辺

共生と貢献

私の家にはテレビがないのですが、用あって群馬にある母の実家を訪れた際、久しぶりに見るテレビから流れてきたのは、オリンピックの開会式でした。

今年からオリンピックのスローガン、『より速く・より高く・より強く』に『ともに』が加わりましたね。

新宿せいがが掲げる理念の共生と貢献、に近いものが見えるような気がします。

7月21日の塾では、新宿せいがと同じく、共生と貢献を理念に抱える城山保育園さんから、二名の先生が来週に控える臥龍塾セミナーのプレ発表を行ってくださいました。

今回のテーマは、『園庭から見る見守る保育』ということで、広々とした園庭を持つ城山保育園さんならではの実践や理念を熱く語られていました。残念ながら、まだセミナーが行われていない今、この場では公開できない部分がほとんどなので、これから更にアップデートされたセミナーを楽しみにしながら、今日は先日私が保育をするなかで感じた、共生と貢献に関するエピソードを載せさせていただきたいと思います。

私が保育の中で何とかしたいことの一つに、子供と関わっている人なら大半の人が経験したことのあるであろう言葉があります。

それは

     『だってそれ私やってないし』

です。共有スペースの椅子がぐちゃぐちゃになっている時、だれが使ったかもわからない鉛筆が転がっている時、誰が溢したかも解らないようなお味噌汁が床を汚している時、その始末を見て見ぬふりする子ども達に理由を問うと必ずこの言葉が返ってきます。

以前までの私は、そんな言葉にどう返したら良いのか解らず、うまく言葉に出来ないモヤモヤを常に感じていました。

しかし、ある時藤森先生の講演で、「自分で使ったものなのだから自分で片付けなさい、という言葉は使わない方がよい。なぜなら自分で使っていないものは片付けなくてもよい、ということになってしまうからね」という話を聞き、衝撃を受けました。

たしかに、疑うことなく使っていたその言葉は、共生と貢献には全くあてはまらない言葉でした。

その日から私は、片付けの場面を含めた全ての保育の場面で、言葉選びを何よりも重視するようになりました。例えば子どもが玩具の貸し借りをする時、ついつい貸してあげた側を褒めがちですが、貸りることが出来た子どもと、貸りることが出来たことの喜びを分かち合うようにしたり、お手伝いをしてくれた子どもに、お手伝いをしたことを褒めるのではなく、その結果部屋がきれいになったことを一緒に喜んだりと、一つ一つを見直していきました。

そんな意識をしながら3.4.5歳児クラスの子ども達と過ごして4か月、今まで見ることが出来なかった姿が見られるようになってきました。

ある日、お片付けの鈴をならし、さあ片付けようかと気合いをいれたその瞬間、目に飛び込んできたのは、先程まで4歳児クラスの子達数人が楽しく遊んでいたとは思えないほど静まり返ってひとっこひとりいなくなった、散らかり放題の無惨なブロックゾーンの姿でした。以前までの私なら、ここで遊んでいた子達を呼び戻していましたが、果たしてそれで子ども達は片付けの必要性を学べるだろうかと思い直し、どうあの子達に伝えたらよいのかと思い悩みながら、一人で片付けを始めたその時です。

大変そうな私の姿を察してか、一人の5歳児クラスの女の子が、なにも言わずに一緒に片付けを始めたのです。私はそれがとても嬉しくて、しかしここで大袈裟に褒めたら水の泡と、褒め倒したい気持ちを圧し殺して片付けを続けました。

しかしそんな時ほどアクシデントというのは起こってしまうもので、急遽3歳児クラスの子のトラブルの対応をしなければならなくなりました。

トラブルを解決させた後、片付けをしてくれたあの子は一人でやるのも大変だろうし、いなくなっていても仕方ないだろうなと、半ば諦めぎみに、でも片付けが必要な状況に気づいて駆けつけてくれたことだけでも嬉しくて、一人で片付けの続きをしようとブロックゾーンに戻りました。しかしそこで私が見たものは、私の想像を軽く越えていくものでした。

なんと片付けをする子どもの人数が五人に増えていたのです。周りにいた他の先生に聞いても、片付けの手伝いをするよう声をかけたということもなく、子ども達が自分達で仲間が大変、という状況に気づいて駆けつけたということです。

もしかしたら私が見つけたこの喜びは、大したことではないかもしれません。それでも、自分がこんな姿に育ってほしいと思っていた姿をダイレクトに見られたあの瞬間は、私が保育に更に深くはまった瞬間といって過言ではないでしょう。

共生と貢献、が自然と出来るような子ども達へ、そしてまず自分が共生と貢献が自然と出来るようになるように、日々の保育にこれからも向き合っていきたいと思います。

最後にはなりますが、頑張れ日本!

(報告 髙橋)

夏の足音近付く臥竜塾


こちらの鉛筆

先日、国際サステナブルグッズEXPOに参加した際の戦利品。

なんともサステナブル

新しい時代に必要なアイデアと感じます。

吉田松陰が塾長となり運営された松下村塾。

明治維新で活躍された方々は皆何かしらの影響をここから得て、日本を革命するにいたらしめました。

「そういうような人たちを育てたい」

臥竜塾もまた、そのようにして創設されました。

今後、保育維新が日本に起きる、その筆頭に臥竜塾生がいる、そのような未来を創るに必要な力を、私たちはこの塾を通して身につけていく、その為の塾であることを再認識する思いで、一同、塾長の声に耳を傾けました。

「次の時代を読む力、時代を先取る力」

「勘が働くか、どうか」

1つのことを話すのに、100のことを知っていなくてはならない、という言葉のように、その力を、勘を、直感を働かせられるようになる為に、多くの学びを必要とするのでしょう。塾長がおもむろに出したサステナブルな鉛筆に、その真意があったように思えてきます。

「時代を読み、常に先手をうっていく」

そういう力をこの塾で培ってほしい、という塾長の言葉に、この日は無言で頷くことしかできませんでした。

それぞれが、それぞれの学びを日々更新し続けています。自分だけしか知らない、誰の目にもうつらない学びと、誰の目にもわかるような形での学びの成果を、塾長は塾生に期待しているのでしょう。

グッドデザイン賞
グッドデザイン賞

この日、話の主軸となった過去2度のグッドデザイン賞受賞の経緯と、当日の様子を語る塾長は、何度か用いられた「エキサイティング」という言葉に表されるように、とてもわくわくしていました。そのわくわくした気持ちが、塾長の現在を創り出していったのですね。

わくわくする気持ち、その気持ちをいつまでも忘れないようにしたいと思います。

最後に、先日誕生日を迎えた塾頭山下先生より、抱負をいただきました。

「美味しくバリウムを飲みます。」

気負うことなく、衒うこともない塾頭の言葉に、新しい何かを生み出そうとするエネルギーが湧いてくることを感じました。

(報告 加藤)


教科としての道徳!?

6月30日の塾報告をさせていただきます。

今日で6月が終わりと同時に2021年も半分が過ぎようとしていますね。あっという間に感じます。さて、本日の塾のスタートは高田馬場にありますエン(旧カーポラボーロ)のシェフ鳥海さんが投稿しているYoutubeを見るところが始まりました。独特の間のとり方と話し方でついつい聞き入ってしまいます。

よかったらご覧ください。そして、ぜひ、お試しください。

動画を見終わると、いよいよ本題に入っていきました。

今日の塾では、道徳について話がでました。

塾長より、道徳が教科になると言う話があり、教科になるということは、答えに◯×をつけるようになり、教えるということになります。それを踏まえた上で、塾長が小学校6年生の道徳の教科書を持ってき、3つの話(野球の話、剣道の話、サッカーの話)を読んでくださいました。

野球の話(星野くんの二塁打)

星野君は少年野球チームの選手。ある公式戦でのチャンスに星野君に打順が回ってくる。ここで監督が出したのは、バントのサインであった。しかし、この日、星野君は打てそうな予感がして反射的にバットを振り、結果二塁打を放つ。この二塁打でチームは勝利し、チームは選手権大会出場を決めた。

だが翌日、監督は選手を集めて重々しい口調で語り始める。チームの作戦として決めたことは絶対に守ってほしい、という監督と選手間の約束を持ち出し、みんなの前で星野君の行動を咎める。小さくいえば、監督との約束をまもり、大きく言えば、チームの約束を破った

野球は勝てばいいというものではない。

剣道の話(人間を作る道―剣道―)

剣道の試合を見にいったとき、自分のも剣道がしたい、かっこいいと思った。そんな憧れの気持ちをもちつつ、剣道をやり始めた。しかし、初めは色々な決まりを叩き込まれ、さらに早く試合がしたいのに、防具をつけて稽古をするまでに1年もかかった。

特に礼の仕方については厳しく教えられた

早く試合がしたが、なぜ

そう思いながらも迎えた初めての試合。嫌なこともやってきたのだ、きっと勝てる!そう思いつつも、初試合、負けてしまう。

負けた悔しさから不貞腐れた態度で礼をした。

監督は真っ先に礼のことを叱った。

自分はなぜ叱られたのかわからなかった。

その後、大人の試合を見た。大人の試合はすごい試合に負けた方の礼、とても立派な態度で礼をしていた。

剣道は礼を大切にしてきた。「人間性を磨いていくこと」が剣道の目的

いつも重かった防具がここなしか軽く感じた

サッカーの話

今日はサッカーの練習試合。今まさにシュート打たれそうで、得点は2−2。ここでシュートを打たれればピンチになる。

なんとか止めようと思い、スライディングをする。なんとか止めることができたが、イエローカードを出された。

「自分はちゃんとボールにいった!やっていない」と講義した。

チームメイトが「審判の指示に従え」といったが、

「僕はやっていないのになぜ?」と講義を続けた。すると、審判が赤いガードをだした。レッドカードになった。

ペナルティーキックを打たれ、試合は2−3になって負けた。

家に戻り、兄に試合のこと話した。

審判にだって間違えることもあるだろうし、そんなことあるでしょ?

すると、兄はサッカーをやめろと言った。

そんな話をしながら陸上のテレビが流れる。優勝候補の一人の選手がフライングで失格なっていた。会場も泥めいている。

兄が言った「これがルールだ」

という3つの話を読んでくださいました。

塾長曰く、日本のスポーツの特徴ではないですが、海外では年を取ってもスポーツを続けています。なんとなくわかる気がします。子供はスポーツを大人にさせられているんですかね?そうであれば、確かに大人になってもスポーツをするという考えは希薄しますね。

道徳が教科になり、答えを教える、答えが出てくるとしたら、ちょっと怖い気がしますね。星野くんの二塁打の話ではないのですが、監督の意見にただ従うことが必ずしも正解なのでしょうか。考えなしに、はいはいと誰かに従ったりすることは危険な気がします。

そんな話を塾生でやっていると、塾長が1年生の道徳の教科書を持ってき、一つの話を読んでくださいました。

おじさんの手紙

小学校にお手紙が届きました。

「おじさんは皆さんと同じ電車に乗っていました。みんなが乗ってきたときには、ちょっと嫌な気持ちになったのです。どうせうるさいだろうからと思ったからです。しかし、皆さんはとても静かでした。それをみて、おじさんは恥ずかしくなりました。

嫌な気持ちになった自分が恥ずかしい。

電車の中ではみんな、にこにこで降りていく

そんなみんなを見送り、

みんなにお礼を言いたく手紙を書きました」

というような内容でした。

塾長「4つの話を聞いて、若い人はどう思うのか聞いてみたいのだけど」

高橋くん「自分は野球をやっていたので、それについて。うーん、深くそれを知っていれば、そうかもと思うのですが、小学校6年生でってことを考えるなら、この教材はどうなのかなと思います。大人になった今の自分なら、入りたいチームの監督を知っていて、それで選べるので監督の指示にも従いますが」

と話していました。

塾長が小学校の先生をしていた時、道徳の研究授業の講師をしたことがあるそうです。そこでは、勇気についての授業だったそうで、授業をされていた先生が「これは勇気ですか?」と生徒たちに質問しました。すると手を上げる生徒がいて、それに対し、「はい皆さんは違います,×です。次にいきましょう」と話が進んだそうです。塾長はこれに対して、なぜ、子供たちが勇気と思ったのか、その理由を聞かないといけないと話されました。

今回の塾で紹介4つの話はというわけではないですが、「集団の怖さ」が出ているような気がする。子供集団が大切だといっているが、こう言うことではない。集団はみんなの意見に従うからいい集団なのではなく、色々な意見があってそれを認めあうからいい集団だと話されました。本当にその通りですね。

そして、子供は生まれながらにして社会のルールを知っているという話に移りました。

どういうことかというと、塾長が子供社会でルールが出来上がっていく瞬間をみたということでした。

子供たちが体を動かしたくて走り出します。しかし、それぞれが好きな方向で走ってしまうと当然ぶつかってうまく走れません。そこで、子供たちが自分たちで、同じ方向に走ろう!しかし、みんなが同じ方向に走っても、今度は走るスピードが違いうまく走れません。そしてら、同じリズムで走ろう!となったそうです。すると、全員がぶつかることなく走ることができたそうです。

ルールは誰かを縛るものではなく、お互いが心地よく過ごすためにある。そう考えれば、確かに集団生活していく子供達が独自のルールを自分たちで作りそれで仲良く遊んでいるような気がします。子供って本当にすごいですね。

そんなことを思うと、道徳で何かを教えようという教科はどういうことですかね。いろんな考えがあっていい!時にはそれをお互いに折り合いをつけながら、その場にあった考えにまとめていくことが大切な気がしますが。難しいですね。

という話をし、塾は終了しました。今回の塾はとても白熱し、いつも以上に濃い内容の塾だったように感じます。楽しい時間はあっという間でした。まだまだ書き足りていない部分がありますが、今回の報告はこれでおしまいにしたいと思います。

報告者 横田 龍樹

久しぶりのZOOM塾

6月16日の塾の報告です。

6月14日から関東も梅雨入りの発表がありました。今回の塾は雨となりましたので、久々のZOOMで、14名での塾になりました。

最初の話題としては、高橋先生から小松崎先生に3、4、5歳児の木工ゾーンの導入の仕方について質問をしていました。小松崎先生は元新宿せいがの職員であり、さらに3、4、5歳児の担任経験もあったのでその時の経験を高橋先生に伝えていました。その時私が感じたのは、高橋先生は自園の先生にやり方を聞いているのはもちろんですが、ZOOMを通じて今では他園の小松崎先生にアドバイスをもらったりいろんな人に意見を聞ける、また、一緒に学んでいけるというのは貴重な仲間だなと改めて感じました。

次の話題は、前回に引き続きチームワークの話をしました。新宿せいがではざっくり大まかにクラス内の仕事、役割を番号で決めています。(1番→リーダー、2番→サブ、3番・・・)その番号よって担任の先生は動くのですが、その番号に属さない「フリー」という立場の先生から、「人によって意見が違う事があるので、番号によっての役割をちゃんと決めたほうがいいのではないか」という話がありました。というのも、意見が違う二人に板挟みにあった場合どう動けばいいかわからなくなった事がある。という事でした。こういったことは職種が違ってもある事だと思います。私も以前働いていた別の職業でもあった事でした。

結果的に塾長から「◯番はこの役割と決め切らないのがせいがのいいところ。決めすぎると逆に隙間ができてしまう。また、どっちも取り持つような動きをするとこじれる事があるよ」とのことでした。また、「違いというのは男女間でもあるので、自分はどういうタイプなのかを知る事も大事。仲を取り持つタイプなのか、自分を通すタイプなのか何なのか」そして「意図して動くのは大事だけど、決め過ぎると違う意見が出た時に迷ってしまう。ある程度フラットな感じでいた方が柔軟にいれる」と教えてくれました。

確かに素晴らしい意図を持っていても、状況に応じて様々な変化があると思います。子どもの行動や、天気、怪我や病気など様々なことを予想していても想定外なことはあります。予想しておくことは大事ですが、縛られすぎてしまうととっさに起こったことに対処できなくなってしまいますね。「柔軟性」とは保育者において重要な要素なのかもしれません。

塾の最後は、塾頭と森口先生が環境セミナーで流すためのせいが保育園の紹介動画を観て終わりました。   (報告者 柿埼)

プレ発表

誕生日おめでとうございます!!

塾生「ハッピバースディトゥーユー、
   ハッピバースディディア…
   高橋くーん、ハッピバースディトゥーユー♪」


高橋くん「ありがとうございます。」

そんなクールでストイックで豆知識の豊富な彼が25歳になりました。有言実行タイプの彼は本当に頼りになりますし、今現在幼児クラスでは運動遊びやブロックゾーン、木工ゾーンと自分のアイディアや他の先生からの意見も聞きながら環境作りもストイックに取り組む姿勢がとても刺激を受けますし、私もやらなければ!という気持ちにさせてくれます。
 そして載せていいかわかりませんが合わせてめでたく結婚もされまして先日親族で結婚式も済ませてきたということです。
めでたいですね〜。

それでは本題に入っていきます。
まずは出張報告からです。先週、第二いちご保育園さんと水神保育園さんに藤森先生が講演をされた際に付いて行った柿崎氏、横田氏、川辺氏の報告を受けました。

まずは川辺氏が水神保育園の報告から…
3園合同で行われ、3園の実践発表から藤森先生の講演という流れでした。色々と話した上で、質問などで反応はよかったワードが「チーム保育」だったそうです。
 やはり新宿せいがも含めて、チーム保育というのはとてもいい保育であると同時に難しさも伴うのかなとも感じました。
職員の入れ替わりもありますし、どんなことがチーム保育なのか、どうすれば上手く回るのかというのは「人」を受け入れることからまず始まるのかなとも個人的には思います。
以前の山下氏のブログに通じますが、この時期に改めて考えるのもいい機会かもしれないですね。

横田氏からの報告では新宿せいがにいることで出来上がった環境(とは言ってもまだまだ進化していく必要はありますが)で当たり前にしていることが他園では当たり前ではないということを学んできたようです。細かいところではロッカーと片付ける場所を変えることで子どもがわかりやすい環境になったと報告を受けたことで横田氏は実家が保育園のため、帰った時にこういったところから始めるんだなと実感したようです。環境から保育をする大切さも合わせ感じる次第です。

柿崎氏による第二いちご保育園さんの報告ではメインはSTEMに関する講演だったそうです。
柿崎氏が印象に残った部分としては「stemのいいところは90%失敗する」「失敗をして立ち直る力、それから学んでいくところが大切」「上手にいくことが科学ではなくて挫けないで何度でも挑戦する姿を見せていくことが子どもにとってのモデルになる。」という話を受け、新宿せいがでも森口先生が誕生会などで見せる科学実験では何度も失敗してもやり続ける姿勢と重なるなと感じとそうです。確かにそうですね。失敗をおそれてはいけませんね。

STEMというのは特別なことではなくて私たちが普段保育の中で行っていること、その中で何が原因なのか、こういう因果関係があるのか、なんでこういう風になるのかなというように考えることが大事ということ。いけないのは躾とか道徳の原因にしてしまうのではなくどんな環境が原因なのかと考え、見極めることが必要があるということ。

と藤森先生はまとめています。

そして最後に塾セミナーを毎年やらせていただいておりますが、今回は他園の方々には発表を依頼しておりまして、6月30日に行われる発表は長野の小諸市にあるさくら保育園さんから甘利さんとなっています。内容はチーム保育についてとなります。詳しい内容は当日聞いていただければと思います。
聞き終わった感想としましては藤森先生に21世紀保育のススメの本から抜粋するなど非常にわかりやすく、甘利さん自体がとても楽しそうに生き生きとお話しされているのが印象的でした。細かいところの意見も塾生から出て、修正してからの本番の発表というのが楽しみです。
 こうして今回の塾はお開きとなりました。最後まで読んでいただきありがとうございました。

報告者 本多悠里

立ち止まること

6月9日(水)の塾報告です。

今日は塾長の藤森先生が保育雑誌で原稿を執筆されるそうで、その打ち合わせがオンラインであるため、前半は塾生だけで様々な議論を行いましたが、中でも白熱した議論が「チーム保育」です。

見学者から質問の中で

「チーム内で、職員間でやり方が違う場合、どちらに合わせればいいですか?」という質問があります。

おそらく、多くの園でありそうな悩みではないでしょうか?

もちろん見守る保育という理念は共通ですが、その上での方法なので、どちらも間違いではないと思うので、難しい悩みですね。

例えばチーム保育を実践している園は分かると思いますが、

リーダー、サブリーダー、アシスタント・・・とそれぞれ役割があります。

そこで面白いのが、人によって違うという事です。

特にリーダーはその先生のカラーによって全く違うように、

他のポジションもある程度の動き方のベースは決まっていたとしても、

その先生の性格によって動き方が違うと思います。

さらに先生同士の組み合わせ(順番)によっては、チームのレパートリーはさらに増えますね。

だから、ここで重要になってくるのが、よく塾長が言われる「阿吽」でしょう。

ただ阿吽の呼吸に辿り着くには、私は簡単なことではないと思います。

それこそ「チーム内でやり方が違う」場合、いきなり阿吽は無理ですね。

おそらく日々、保育を進めていく中で、それぞれの動きを知り、

若干のズレを修正したり、それを話し合ったり・・・そうしたコミュニケーションが

「阿吽の呼吸」を生み出すのだと思います。

しかし新人にいきなりコミュニケーションをしなさいと言うのは酷ですね。

そんな話を塾生としていたと、打ち合わせを終えた塾長に報告すると

「互いに『言い合える文化』を作る必要があるよね」と言われました。

新宿せいが子ども園が開園した当初はベテラン同士がよく議論していたと言われました。

保育の中のぶつかりは決して悪いことではないということです。

ただ、ここで重要になってくるのが、議論に慣れているのか?と言うことです。

相手に自分の意見を否定された時に、自分の存在まで否定されたと思われないようにすることです。

確かに自分の意見と真反対のことを言われると、瞬間は「え?」と思ってしまうでしょうし、

感情的になってしまう時もあると思います。だからこそ、相手の意見を冷静になって聞くことが大事ですね。

とくに「見守る保育」という理念の上での議論なので、むしろ大切なことだと思います。

そうした議論を側から見ている新人も、

「先輩同士が、議論してるなー、どっちか決めてほしいなー」

と思うのではなく、二人の意見をしっかり聞くことが大切だと、私は思います。

どちらも間違った意見を言っているわけではないので、2つの意見を聞いて、

自分の保育の糧にすることが、必要ではないでしょうか??

確かにドンドン決めてもらった方が、先に進めるし、楽かもしれません。

ただ私は先に進むことと同じくらい、立ち止まることも重要のような気がします。

一度、楽を知ってしまい、それに慣れてしまうと、今度はそこから抜け出すことが難しくなる気がするのです。

このコロナ禍で、様々なことが効率を優先されてきたかもしれません。

それによって良い方向に進んだこともあると思います。

しかし、それによって失ってしまったものをある気がします。

コロナが落ち着き、人の移動も制限が無くなった時に、社会はどうなるのでしょうか?

今のうちに、コロナ禍によって変えてきたものを、

立ち止まって、見直しても良い時期に差し掛かってきているように思います。

(報告者 山下祐)

食育

5月も終盤に差し掛かりましたね。

この緊急事態宣言の影響で、昨年同様親子遠足が延期になりました。しかし新宿せいがでは行事の準備に余念がありません。社会情勢に振り回されないといけないこの情勢下においてもどのように行事を開催することができるのか?ホントに頭が下がるような思いです。

実際に東京の状況はというと通常運転していますが………(笑)最近、毎度行事の前の塾報告にあたることが多く同じような表現になってしまいますが、新宿せいがこども園は、ホント子どもの最善の利益に対して社会情勢を踏まえながら、園長先生の考えの元、行事に対して日々試行錯誤してる所です、中止にするのは簡単な事だとは思いますが、みなさんが知恵を出し合ってどのようにやっていけばいいのかを具現化していく様を見させてもらっています。有難いですね!

さて、前置きは少し長くなりましたが、今回はイレギュラーで、木曜開催となりました、仕事で少し遅くの参加になりましたが。セミナーのプレ発表です。

その前に今回のプロローグは髪の話になりました。みなさんサラサラヘアーご存じでしょうか?

その中で、高橋先生の髪の話に、髪を長く伸ばしている先生。ロングヘアーでかんざしさせるぐらいまで伸ばしているそうです!かっこいいですよね!

僕の青春時代はゆとり教育になる前の時代だったので、ある意味において古き良き時代の名残が残っていましたが、多様性というものに対してまだまだだった印象があります。型にハマってるというか、マイノリティ派は排除されてしまうことが多かったりと、マジョリティ派が多かったように思います。髪の話ですが、黒髪短髪が、ザ、男的な感覚とでもいうのでしょうか。

これが美徳として捉えられていた、青春時代でした。今の時代のニーズに合った考え方をしなければ淘汰されてくる時代になってくる。多様性を認めるというよりか、認めざる負えない環境を作っていかないと、それこそ本末転倒になってしまう時代になってきているのを感じます。

見守る保育は、多様性を尊重する保育であり、それを園長先生は昔から提唱されている。時代がやっと追いついてきた感じが否めませんね(笑)時代の流れでしょうか?そんなこんなで色んな個性が集まっているのが新宿せいがこども園であり、色んな個性が相乗効果を生み、人的環境に至ってもいい効果を生んでいるのが新宿せいがのチーム保育なのだと改めて感じさせてもらいました。

ここで先生方が集まったので本題に。

みなさん今回のテーマは、「食育」。

駒沢こだま保育園の佐野先生の発表になります。食育で色んな取り組みをされている園です。

内容は、デイリークッキングについてです。ビックリしたのが、0、1歳でもクッキングをしているという点です。

どういう内容なのか?食材の匂いを嗅いだり、触ったりと感触を確かめるようなことをされているそうです。2歳児クラスでは、手の巧緻性の発達も考えて、

ちぎる、混ぜる、こねるがありますが、ちぎるの中でも大きさを意識してちぎったり混ぜるのも、トングなどの器具を使い混ぜたり、こねる作業に至っては、触るからまとめることができるようになり、形も成形できるようになってくる。

3,4,5歳児は、包丁も使うそうです。時間もかかりますが、子どもたち同士が考えることを大切にしており職員は危機管理もしつつ見守る姿勢だそうです、クッキングを通して、大きさ、量の調整、空間の認識。文字や数などといった事を日々学んでいるそうです。

毎日やっている所はホントすごいことですよね。個人的には先生方大変じゃないかなと思ってしまったりも(笑)

このデイリークッキングの中で、一番大事にしていることを言ってくださいました。栄養士、調理師さんと保育士の関わりが非常に大事。ホントそうですね。素晴らしい取り組みを話してくれました。

ここで、小松崎先生から感想が、新鮮でおもしろい、脳の初期の敏感期、0~3歳児になるまでがピークであることから、僕たちが大事にしないといけないのは、五感を大事にしていかないといけない。その中で、一度の活動でこの五感を感じる事ができるのが、食育だとおっしゃっていました。ホントその通りですね、日々の保育を形成するにあたり、食育の大事さを考えさせられる、塾となりました。

今回も色んな話を聞けて見聞を深められることができるのは、このZOOM塾の良さだと思わさせていただいた会になりました。有難いですね!

報告者 川辺