ZOOM塾

みなさん、元気でお過ごしでょうか?そして報告が遅くなり申し訳ございません。

ついさっき速報で、緊急事態宣言の延長が決まりました。都内の状況はといいますと飲食店は痺れをきらし、夜までいっている店をちらほら見ます。ワクチンパスポート的なものもできるみたいですね。はやく通常の日々が戻るよう願って………これは9月上旬の話なのでご了承ください(笑)

さて、塾の始まりは、森口先生の話から。プロ野球の話がありました。私が卒業した所は野球の強豪校という事もあり、プロから、独立リーグ、そしてまたプロに戻ってきた同級生の話に。

個人的な話ですが、ロッテの小窪君です。ぜひ応援してください(+_+)

彼の話になりますが、高校の時は、キャプテン。保育でいうとリーダー的な立ち位置でしょうか。彼は、常々感謝の言葉を色んな形で表現していた人間でした。カープでも選手会長を務めた人間です。森口先生もいっていましたが、いったん独立リーグにいって、またプロに戻る人間はそうそういないそうです。営業職に従事していた時、私は、有形商材の営業でしたので、商品はいいのはあたりまえ、買っていただくお客さんにリピートしてもらわなければならない。横のつながり。繋がる営業をちゃんとしないといけないと四苦八苦していましたが。先輩のトップセールスマンが教えてくれた一言、これが、商品ではなく人を売れ。最初はラッキーパンチでそこそこいけるかも知れないけど、その後は続かないだからこそ、人を磨けという言葉でした。業種がちがったらわからないですが、サービス業なら皆なるほどとおもうかも知れませんが(笑)どの業種にいても華を咲かす人は常に感謝の気持ちを口にしているのかなと。やはり人は、不思議なものでそういう人間には、人も自ずとついてくる。人道的側面ではありますが。たとえ、時代が移り変わろうともそこは、普遍的なところなのかもしれませんね!個人的な前置きが長くなってしまいました。

さて、今回の塾ですが、子どもの発達の話に、2歳児についてです、随意筋が発達することによって、ボタンをしめる事ができたり、色んな事ができてくる時期でこれを経て自立していく、だからこそ身体的な要素の随意筋が発達するような環境を整えないといけない。色んな場面を体験させ言葉を言わせる事が大事な時期であると園長先生に話して頂きました。

発達を知ると関わり方も分かってくるまさにその通りだと思いました。そして、自由を教える事の大事さ難しさの話に。自由とは、好きな事をする事ではなく、約束事があるルールのあるゲームなどをしてそれを守る事が大切であると、2歳児になるとこれらができるようになってくる。これは私も2歳児クラスにいた時感じた事ですが改めて重要な時期なのだと感じさせてもらいました。

そして、今1歳児を担当している私にとって、発達の過程をみるのに非常に有意義な時間を過ごさせてもらっています。

2歳児は発達を見極める重要な時期と共に、集団で遊ぶ、形成する時でもありますが、1歳児の遊びは非常に難しいのを感じています。月齢差が顕著に見える時期で巧緻性であったり動きの豊かさがはっきりわかる時。

遊びに至っても2歳児とは違い、ルールは皆無。運動機能の発達から、行動範囲が広がり好奇心も旺盛になり探索活動が盛んになり、周囲のお友達に関心を持ち始め、相手の遊びに興味を引く時期です。2歳児さんと比較すると、まだ協調やルールは理解できず、ものの取り合いやひっかき、噛みつき、癇癪などトラブルも多く起こります。感情表現が幅広くはっきりしてくるものの、言語の発達が不十分なので感情をうまく言葉にできないところも肌で感じている所です。発達のスピードは個人差がありますが、発達の順序性、発達の方向性を理解しつつ、発達が連続していくところを踏まえながら、援助する大事さ。環境を通してどのようにすればいいのか、学ばせてもらっています。

そして大人に受け入れてもらうことによって自発性、探索意欲を高めてきますが、まだまだ大人の援助や見守りを必要とする、自立への過程の時期に今直面している所ではありますが、その時期、その時期に顕著に現れる行為を保障しつつ、子どもの最善の利益考えていかねばならないと思わせていただいた今回の塾でした。

報告者 川辺

西田先生より

10月13日の塾報告をさせていただきます。

 石川のわかば保育園園長である西田先生から「子どもどうしの関わり〜伝える〜」についての発表が10月20日(水)にあるため(この報告が上がっている時には終わっているかもしれませんが…)塾生みんなでその発表を見ました。見終えた後にそれぞれが感想や意見を言うというスタイルです。私はというもの発表することが本当に苦手なため、そういった意見、アドバイス的なものが思い浮かびません。そういった視点はどうしたら身につくのか…そもそも勉強不足なのか?と自問自答です。本番の模様はYouTubeにアップされる(されない可能性もあります…)と思いますので楽しみにしていただければと思います。

右上にいらっしゃるのが西田先生です。
パジャマでのご出演ですが本番はビシッと決めてくださる予定です。
ちなみにこの写真はご自身(西田先生)が塾生であったことを証明したいという思いから発表の最中の自己紹介で使っていた場面です。相変わらず抜かりないといったところです。

〜伝える〜
というサブタイトルなのですがその理由として、地方だと見守る保育というのがまだ少ないこともあり、我々がこういったところで「発信」していかないとという思いから伝えるというサブタイトルをつけたそうです。以前高橋氏も言っていたように塾長のおっしゃっていることを伝えていくことの重要性を前々から感じてはいますがその難しさ、

 その後は加藤先生が研修に行かれたの報告してもらいました。

 加藤先生が乳幼児の研修に参加した模様を塾で報告してくだいました。どんな内容かと気になるところですが、我々が大切にしている「子ども集団」といワードは出てこなかったということでした。主に担当制のお話だったそうです。保育士というのは母親の代替であると言うこともお話に上がっていたそうです。
 その事例として、「虐待を受けている子どもが保育園に来た時に、その子にどんなアプローチをするのか」とあり、それぞれの先生は母親が代替と言う話があったため、母親の代わりのような暖かい環境で受け入れられたらいいなと言う意見があったそうです。それを受けた塾長は「そしたら母親と同じなら虐待をしなければいけなくなるね」というご意見をいただきました。確かに代替であるならば母親のようにとなればそうなってしまうなと単純に思ってしまいますね。上記にあるように「母親の代わり」というのは一体誰のことを指しているのかわからなくなるのと母親のようにとは一体どんな接し方なのかが具体的に示されていれば良いのではと思いますね。
 それぞれが研修に行きますがどんな研修なのか、果たして研修がどんな意味を持つのかという研修選びというのも大事になってくるのですね。

最後にGTチャンネルの方も更新しているようなのでチェックお願いいたします。

目を瞑っている時に撮ってしまいました、すいません。

報告者 本多悠里

久しぶりの乾杯

緊急事態宣言が解除になり徐々にコロナ感染者も減少傾向の中で、全国での感染者は1000人を切り、東京では100人を下まわろうとしています。なぜ減少しているかははっきりとわかっていないそうでまだまだ注意が必要ですが、このまま終息すればと願うばかりです・・・。

宣言が解除ということで、10月6日の塾では久しぶりに有機野菜を使用するレストランに行きみんなで乾杯をしました。久しぶりに外でみんなと飲めるビールは格別です(笑)

今回の塾は8人だったので1テーブル4人ずつ座り、話すときはマスクをしたりなどしながら美味しい食事をいただきました。

ZOOMとは違い、やはり対面で行うといろんな話題に花が咲くので保育とは関係ない話も交えながら(むしろそっちの方が多い…笑)いろんな話をしました。

そんな中で本多先生から、「月曜日は子どもたちが先生を求めてくる」という話がありました。月曜日にはやたらと「先生、先生〜」と呼ばれ、週末になるにつれ落ち着いてくるということでした。なんかわかるなぁ思うのは、私たち調理も子どもと一緒に食事をしますが、月曜日はやたらと声が大きかったり、食べ終わった後の食器が少し汚い傾向があって、週を追うごとに徐々に綺麗になるように感じていました。一週間を通して子どもたちにもサイクルがあって、それによって注意して見ていかないといけない部分があるなと感じました。

余談ですが私たち調理も金曜日になると、お皿の数を間違えたり、何かを忘れていたりと保育に迷惑にならない程度に小さいミスを犯しやすくなります。(笑)大人も週によって変化があるみたいですが、そんな時には「金曜だからしょうがない」という合言葉で笑いながらお互いにカバーし合っています。(笑)

園では、子どもたち同士で注意し合っている場面や、他の子がやっている事を見て学んでいる姿が多々見られます。社会の中で一人で過ごしていくというのはムリがあるなと思うのと同時に、集団によって得られるものはたくさんあるし、大切なことだなと改めて感じた今回の塾でした。(報告者 柿崎)

これから最後のデザートを頂きます

千両役者

保育の仕事と同時期に始めたクライミングも、早いものでもう3年目に突入しました。途中自粛していた期間もありましたが、二年以上1つのことを続けたというのは部活以外ではあまり無かったかもしれません。そう考えると10年以上もブログを書き続けている藤森先生は流石としかいえませんね。

ちなみにInstagramに登っている動画をアップしているのですが、未だにフォロワーが70人程しかいません。どうしたらフォロワーって増えるんでしょうね。


今回は9/15の塾報告です。


最近石川の西田先生の園がYouTubeで取り上げられたり、GT園の園長先生がYouTuberになろうと画策していたり、ただ実践をするのではなく、それを世の中に発信していく段階に見守る保育が移っているのを感じます。

それもYouTubeであったりInstagramといったsnsがテレビと同じだけの発信力を持ち始めている現状と、それらは私達のような素人でも簡単に使えるといった手軽さがあいまっているのでしょう。

ただ、それらの難しいところというのは、工夫していかなければ発信するツールとしての力をあまり持たなくなってしまうということです。

冒頭私のフォロワー数の少なさを嘆きましたが、では私がなにか工夫をしているかと聞かれるとなかなか答えられないのが現状です。一方でフォロワーを伸ばしているクライマーを見ると、期間をあまり空けない更新頻度であったり、字幕や説明、フレームをつけた見やすくて面白い動画の準備であったりと、私とはそもそもの質が違うということを感じます。たしかにそういった人たちは私よりも登攀する実力も高いのですが、それだけではない何かを感じます。

最近待機児童対策をしすぎた結果、保育園が余り始めていますが、その園を閉園するのではなく、配置基準の最低基準を広くすることで、それこそ密が避けられ新型コロナウイルス対策になったり、一人一人の子どもに対する対応の質をあげられたりするのだから、目先の物事をみて安易に判断するのはよくないね、と藤森先生はおっしゃられます。

このような素晴らしい考えも、世の中に発信して拡げていかなければ意味を持ちません。そういった意味でも我々塾生の役割というのは重要な意味を持つのだと背筋が伸びる思いです。

私が大学生だったころ、200人の学生の前で選抜された5グループがその週のテーマに沿ったパワポを発表するというものがありました。当時あまり真面目ではなかった私は、質では真剣に取り組んでいる他のグループにかなうわけがないと、面白おかしく当時流行っていたものを取り入れながらパワポを作り発表することで、優秀賞をとった覚えがあります。

まずはいかに自分の考えを聞いてみたいと思わせるか、保育でいうところの、導入をいかに出来るか、それが見守る保育がより世間に広がっていくために我々が成さなければならないことです。注目を集めるということは少し恥ずかしいかもしれませんが、世の中をさらによくするために、発信者という役になりきってみるのもいいかもせりませんね。

最後に新宿せいがのInstagramのページを貼っておきますので、よろしければ覗いてみてください。https://instagram.com/shinjukuseiga?utm_medium=copy_link

報告者 髙橋

本質

少しずつ秋の訪れ感じる臥竜塾。

この日もzoomにて開催されました。

先日より臥竜塾生数名がある法人の研修会に参加させていただいています。
パワーポイントを用いた1時間の講義の後、zoom上でグループに分かれて内容についてディスカッションをし、最後それぞれの代表よりまとめの報告と共有が行われます。

内容は様々で、前回のテーマは「2歳児」。グループの中には2歳児クラスの担任をしている人もいれば過去に経験のある先生もいたりと、様々な角度から意見が交わされます。

例えば『環境』という視点から、「パズルをどのように置いているか」という提起がありました。

各園の先生方から意見を聞きながら、自園での取り組みを話しました。
その話を一通り聞き終えた後、


『臥竜塾生が研修会に参加する意味』

について塾長から話をいただきました。


「Fujimori Methodの本質について語れなければ」


例えば、自園の2歳児クラスのフロアーは独立しています。社会性が育ち、徒党を組む時期である子どもたちを0.1歳児や3.4.5歳児という集団の中に敢えて入れず、その育ちをより丁寧に保障していく必要性からです。

更に、環境について言えば、


コーナーではなく、『ゾーン』である点
チーム保育によって保育が行われる点


など、Fujimori Methodの中で独自に構成されている点、その他多くの保育と異なる塾長が特殊に考えている部分、


「それを語る・語れる必要があるのではないか」
「それが塾生が研修に参加する意味ではないか」


現場のアイデア勝負や個人のキャラクターで行われるような保育の事例、
それらについて楽しく話すことは間違いではない、
けれども、それに終始してしまっていなかったか。

次なる研修に臨む心構えに変化が必要なことを痛感する思いがしました。

「保育園の原則として、」

塾長が続けます。

「保育所は、必要だから増やす。
しかしながら、少子化が進めば当然保育所は余ってくる。
いらなくなったなら失くす、
それは仕方のないこと。
では、子どもたちの社会的スキルや子ども集団の重要性
それについては誰が考え、誰が保証するのか。」


『保育所は子ども集団を保証する上で必要』これを主張する必要がある。私たち保育実践者、保育経営者は、子どもたちに必要な、家庭で行えない保育を専門的に実践できる、だから必要である。

「そうでなくては、保育所は無くなってしまうだろう」

「次の世代に保育を存続していけるのだろうか」

塾長から鳴らされた警鐘を聞き、
研修やあらゆる機会を通して、
保育を語ることが必要であることを改めて感じました。

「Fujimori Methodではこのように考えられている」
それを理解し、語れた上で、現場の経験や感覚の部分を独自に加えて、
聞き手に話すことができるよう成長していくことが求められるのでしょう。

人間は成長していく生き物ながら、
人から教えられることに苦手を感じる、という二面性を持っていると言います。

「だから応答的であるべき」
「そして、応答的である為には、本質を知らないとね」

塾長の投げ掛けの中に本質的な優しさと厳しさの同居を感じつつ、
学びの途上にあることを改めて感じる夜となりました。

(2021/8/25 臥竜塾 報告 加藤)

未来のことを考える

報告が前後して申し訳ありません!8月11日の塾報告です。

この日もオンラインでの塾になりました。

まずは岩手出張報告からスタートしました。

私保連の北海道東北ブロックの研修会と岩手県でのキャリアアップ研修が行われました。私が北海道東北ブロックの研修会に同行させてもらいましたが、家庭の都合で次の日には東京へ帰っていたので、ブロック研修の報告をさせてもらいました。

特に今回、藤森先生の話で印象に残ったのは「今、子どもたちが学んでいることは何十年後には、全く無意味である可能性がある」だからこそ、「常に学び続けないといけない。変化に前向きにならなければいけない」という部分でした。

学ぶことを楽しむ、楽しんで学べることができる人はかなり強いかもしれませんね。そのためには学びを強制されないということも大切ではないでしょうか。

自分から学びたいという人が本当の意味で楽しんで学ぶことができますし、さらに深めていくことができる人だと思います。

学ばなければいけないではなく、自然と学びたくなるようなアプローチというのは子どもにも大人にもどうあるべきなのか考えていきたいなと思いました。

またこれからの時代のキーワードとして、

少子時代

グローバル化

多様性

VUCA

人工知能

をあげられていました。このことを知っておく、意識しておくだけでも教育のあり方が見えてくるように思います。そうすることで、目の前の子どもたちへのかかわり方、見え方が変わってきそうです。

話題変わって、藤森先生が訪問された保育園の環境を写真で見せてもらいました。

平坦ではない園庭で、子どもたちのバランス感覚が育つような環境があり、また隠れることができるような環境があったりして、とても素晴らしい環境ですね。

またメダルの重さを感じてみようというのもナイスアイデアですね。子どもはやはり具体的な体験や感覚から学びを深めていくと思うと、情報だけではなく、このような感覚を通して実体験していくということはあらゆる取り組みで大切にしなければいけないことだなと改めて感じました。

報告者 森口

質問タイム

8月18日臥竜塾の報告をさせていただきます。
今回の塾もzoomで行われました。

内容としましては…
・金沢の園で奮闘している西田先生による調理話
・グッドデザイン賞で発表した話
・鹿児島、熊本の先生も参加していたので雨の状況確認
・質問タイム
という流れでお話をさせてもらいました。

その中からまずはグッドデザイン賞のお話しをしたいと思います。
グッドデザイン賞の一次審査が通り、次は名古屋で発表がありました。藤森先生をはじめとする、山下氏、森口氏、世界文化社の方々が作ってくださったstem教育に関わる教材を開発し発表してきたとのことです。
細部にわたり面白い家具がありました。
詳細はまた後日お知らせがあると思います。

そして最後は何か先生に質問はありますか?ということで…

鹿児島の松元先生からの質問です。
鹿児島にもまん防が来てしまったということで子どもの数も減ってきていることから、職員に少し浮きが出てきているとのこと。そこで何か研修のようなことができないかなと考えていますが新宿せいが子ども園ではどんな伝達方法、勉強会、うまい研修方法をしているのですか?という質問でした。

山下氏から
今鹿児島には新宿せいが子ども園に勤めていた職員が2名いるので「その人たちに聞けばいいじゃん笑」と返しています。
それは冗談として、新宿せいが子ども園でも研修はしていますが他の園さんの方がしっかりと研修をしている印象があります。ただ山下氏は松元先生がきっかけを作ってあげて研修をすることは非常にいいことなのではないかとおっしゃっています。

塾長(藤森先生)から
うちは塾生が交代で講師をして話す機会を設けている。その分野について少なくとも担当したところは勉強はするので。
職員に講師をしてもらうことで自ずと勉強をするようになる。
今後先生たちに発表してもらうのもありかもしれないね。
とおっしゃっていました。
これに関しては本当にそうで、人に伝えるには自分のものにしなければいけないことから聞くだけではなくなります。実際にやってもてしみじみ感じた次第です。それは我々がやってきた塾セミナーもそうかもしれません。何か人に伝える機会というのは人を成長させるいい機会なのかもしれないですね。あくまでも無理のない範囲でお願いしたいところですが。

熊本の平田先生からの質問です。
チーム保育をしてる中でそれぞれの個性を活かすのがベストですが、あまり表に出ない職員が前に出なきゃいけない時やアイディアが出ない時にどんなアドバイスすればいいでしょうかという質問でした。もう7、8年になる先生だが自分から…という意識がまだないとのことでした。どうしていいかわからない時は止まってしまうようなこともあるそうです。そんな子にはどんな言い方、やる気の出し方が必要ですかということです。

本多から
私自身アイディアがない人間なのでどんどんアイディアが出る人が本当にうらやましく思っています。自分からこれやりたいなーと思うようになってきたのは正直就職して7・8年経ってからだったと思います。ただアイディアが浮かばない分これやってとかこれ作ってと言われたことはきっちりこなそうとプライドを持ってやっていました。森口氏の知人も同じようなタイプのようでアイディアを求められると苦しくなってしまうようです。本当に気持ちよくわかります。新宿せいが子ども園では基本相談相手がいますし、一人に任せることがあまりないのかなと感じます。ふと通った職員にこれどう思う?と聞き色々な角度から意見を聞き取り入れていくスタイルだと個人的には思っています。さらに昔は求められることはなく見本になるようにたくさんのアイディアを塾長が出し実現していくことがこんなやり方があるのかとひたすら見て学んで覚えがあります。山下氏もアイディアが豊富にありよく助けられたものです。
あ、つい色々書いてしまいました。

塾長(藤森先生)より
人それぞれ思いつくことをやればいいし、管理職が細かいところまで口出しをしないということを意識している。
なるべく全てを把握しようとしていない。
そうすることで職員が私を驚かせようと楽しんで取り組んでいる姿がいいと感じている。(確かにこれ先生に見せたらどんな反応するかなーとワクワクして作っている時があります。)
例えば行事ではそれぞれ違うブースを担当するわけで違う分野でやることで競争にはならない。
その中で少し違った方向性にいってしまっているなと感じた時にはその中のリーダーにそっとこれはどんな意図があるの?と聞いてみたりすることもある。
そこでリーダーがうまく下におろしていくスタイルでやっている。

他のお話は割愛させていただきます。
報告者 本多悠里

時代によって言葉が変わる

塾7月28日の報告です。

今回は私の長男の夏休みの宿題の話題をさせて頂きました。

どうも絵日記や手紙を書くのが苦手な長男です。

なかなか自分の気持ちを言葉にするのが苦手なのか、週末に必ずある日記の宿題が鬼門ですw

もちろん、その時に本人なりに感じたことはあるのでしょうが、それを言葉にする作業が苦手なようです。

しかし自分の好きなこと、例えばポケモンとかに関してはペラペラと話します。

当時の自分と重ねてみると、そこまで困っていたかな??

と疑問になり、妻ともどうしたもんか・・・と悩んでいました。

やはりメディアの影響が大きいのでは?とも考えました。

当時は今みたいに気軽にテレビやメディアを見れる環境ではなかったので、

情報を自ら収集すると言いますか・・・。

それが今は勝手に情報が入ってくるので、情報に対して受け身なぶん、

取り入れるものが少ないのかな?とも考えました。

ちょっと・・・深く考えすぎですかねw

結局、塾生の加藤先生の長男(3年生)の話を聞くと、最初は同じような感じだったと聞いて安心したのと、

手紙にしろ、感想にしろ、日記にしろまだ書き方が身についていないのであれば、もっとお手本だったり、最初はもっとサポートしても良かったのかな?と落ち着きました・・・。

保育と一緒で、新しい遊びやおもちゃを用意したときは、

先生と一緒に行い、子ども達がルールなどを理解したら、離れていくように、私が息子に対する「見守る距離感」が間違っていたと思いました。

さて、そんな言葉の話題から現在行われている東京オリンピックの解説者の言葉遣いの話題になりました。

新種目のスケートボード、BMXの解説者の言葉が若者言葉というのでしょうか…

例えば・・・

「ゴン攻め」

でかいハンドレール(手すり)やステア(階段)とか、トライするのも怖いようなセクション(障害物)でがんがん攻めてるって意味。

「ビッタビタ」

レールとかに乗るときに狙い通りの場所にぴったりはまったっていう感じ。

と言うように、スケボーならではの専門用語があるのと、

どうしても競技柄、解説者が若い人なので、自然と若者言葉になるのでしょう。とくに年齢が高い人ほど解説者の言葉に違和感を感じたのではないでしょうか?

ただ、確かに私も女子高生や若い女性が使っている言葉をテレビなどで聞くと違和感を感じますし、逆に私たちが使っている言葉遣いに関しても違和感を持たれているかもしれません。

ちなみに今回のオリンピックではスケボーに限らず、他の種目でも解説者の用語が注目になったそうです。

ちなみに私はフェンシングを高校から始めたのですが、今回、見事にフェンシングのエペ団体で金メダルを獲得しました。

その解説を聞いていて、ルールを知っているから、違和感なく聞いていましたが、フェンシングを知らない人が聞いているともしかしたら、分からないフレーズがたくさんあったかもしれません。

今回の東京オリンピックでは新種目で年齢が10代の選手が金メダルを獲得しました。

今回のオリンピックをきっかけにスポーツの世界でも今までマイナーだったスポーツがどんどん注目されるのは、競技をしている選手にとっては本当に喜ばしいことです。

ロンドン、北京オリンピックで太田選手がフェンシングでメダル獲得し、

そのお陰でフェンシングという競技が注目された時は本当に嬉しかったです。

また藤森先生の講演でもこれから新しい職種に就く人材が増えると言われているように、

コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った「eスポーツ」も今後は人気になってくるのではないでしょうか?

さて話しが脱線してしまったので、元に戻します。

「時代で言葉が変わる」

と藤森先生が言われましたが、確かにそうですね。

私たちが普通に使っていた言葉が気付くと死語になっていたり、

新しい言葉がどんどん生まれていきますね。

私も後輩に「その言葉は・・・どういう意味を表すの?」と聞くことが多いです。

ただ私個人の感覚で、そうした造語は一時期は流行るのですが、

気付くと、誰も使わなくなり、最後は語源に戻るような気がします。

私たち保育者は常に子ども達のそばにいる分、大人の言葉遣いをよく聞いています。

1日のうちの大半は自宅ではなく園で過ごしているので、親よりも一緒にいる時間が長いです。

だからこそ言葉遣いはある程度、意識しないといけないかもしれませんね。

(報告者 山下祐)

今回はZOOM塾

東京では暑い日が続いています。気温や熱中症警戒アラートを気にする毎日です。

加えて新型コロナウイルスの新規感染者数が5000人越えと大変ですが、個人的には家でオリンピックを観ながら冷たいビールを飲むという日々の楽しみ方が加わりました(笑)

皆さんも様々なことに気をつけて日々を楽しく過ごしてください!(笑)

さて、本題である8月4日に行った塾の報告です。

今回は久しぶりのZOOMでの開催で、11名の参加でした。

最初の話題は、大阪の邨橋先生の通っている大学の授業内容についてでした。塾長のブログを読んでいる中で、出てくる人物だったりが、受けている授業の内容とリンクしていることがあり、「その人の内容は前に塾長のブログで読んだな」ということがあるということでした。なので、少し前の授業で「子どもの権利条約」について学んでいたそうなのですが、それよりも前に臥竜塾で学んでいたこともあり、大学の人から「なんでそんなに詳しいんですか?」と聞かれ「以前にすごく良い園で働いていたからです」と答えたということでした。塾やブログで様々なことが学べますが、大学では実践例や体験がない分、より高度な学びを日々しているのだなと実感しました。

次の話題は、塾長が最近講演の中でもよく話すことですが、6月から新しくせいがの調理に男性が入りました。その人に調理に入る前にせっかくなので、0歳児クラスから順に各クラス2日ずつ入ってもらいました。初日に0歳児クラスに入ったのですが、全く泣かれることなく、むしろ子たちが男性の膝の上で落ち着いていたり、しなだれかかっている子もいました。何年も働いている他の男性の先生や私も泣かれることがある中で、愛着関係も全くない初めて出会ったその男性はなぜ平気だったのか「愛着関係とは何なのか」と、塾長も不思議に思っていました。

前回の塾の前に行った臥竜塾セミナーの感想を発表者である城山こども園の平田先生と渡辺先生に伺いました。平田先生からは「伝えたいことがたくさんある中で、説明しすぎると限られた時間がオーバーしてしまうので、わかりやすく伝わるように、パワーポイントを削る作業が大変でした」渡辺先生からは『今回発表させてもらったのが「園庭」という部分だったのですが、今まで園庭についてピンポイントで話し合ったことがなかったので、とても良い機会になりました。』ということでした。二人の感想を聞きながらアクティブラーニングの図形を思い出しました。誰かに説明をすることで自分への学びが大きいものになったのだなと思いました。

塾長からのコメントで、『保育園の「園庭」とは外で保育をする場所である。ただ外で走り回る場所ではない、屋外保育室という見方』「屋内でやれることを屋外でやっても良い。例えば、外の木陰で絵本を読んだり、ままごとをしたり。ピーステーブルを置いたり、今は暑いけど、食事をしても楽しい」とおっしゃっていました。

ドイツでは、自然物を使って絵を描いたり、数を学んでいる様子を見たことがあったので、屋内でやること、屋外でやること、というように単純に固定観念で分けてしまってはもったいないというか、楽しさの幅を狭めてしまうのだなと改めて感じた今回の塾でした。(報告者 柿崎)

見守る保育の構築

今日は、職員会議のこともあり、遅くの開催となりました。先日誕生日を、迎えた横田先生おめでとうございます!!

先週は、山下先生のお誕生日でしたが、今回は横田先生おめでたいことが続きますね!!

今回も、僕がケーキ担当で、先週とは違うチョイスにしました。先日は、チーズケーキ今回は、ガトーショコラのチョコレートケーキにしました。

皆でおいしく頂きます!!

慎重に切る横田先生。


さて、今回も行事の前の報告の私。バンビの森保育園の園舎建て替えの話で盛り上がります。

図面を見て、見守る保育をするにあたって、建て替えのアイデアを出していきます。

土地が広い!!

遊戯室と2歳児の壁をあけれるようにしとけばいいのではないかなど?具体的なアイデアを出しあっていきます。キャパシティーをどのようにいかせばいいのか?考えていきます。ない物ねだりかもしれませんが、土地があるという事は大きいメリットでもありますね!!

ここで、カリスマ祈祷師の登場です。お元気そうです!!
あと、一週間でまた修行に入られるそうです。きつい修行ですが、避けては通れない道ですね。皆が色んな話を聞きながら、エールをおくります。最後の修行頑張ってほしいですね、これが終わると、自園の平戸の方に帰られるそうです。九州でも先生の色を出してほしいですね!!

その後は今の、修行の事を細かくどう生活しているのかを話していきます。

深い話がありましたが、ここは割愛させてもらいます(笑)

ここで、話は時事ネタに。コロナワクチンの話になりました。モデルナか、ファイザーかどっち??ちなみに私はモデルナを大規模接種センターで受けさせてもらいました。国が総力あげるとここまで円滑に打てるのかと少し感動してしまいました。

ちなみに、カリスマ祈祷師は職域別接種を受けられるみたいです。

色んな話があるなかで、塾生の締めの旅行で、島根行きましょうとの話に。

見どころを、森口先生が話してくれます。島根に行くかは、またの塾報告で(笑)

成長展の話にもなり、ユ-チューブをみているとせいがに帰りたくなると西村先生。恋しくなってるんですねそんな先生、山に籠って修行されるようです。。

この後、コロナのおかげでいろんな手数が増えたよねと。確かにその通りですね、このご時世にならなかったら、色んなアイデア等思いつかなかったとおもいます。ある意味怪我の功名です!

その後は、NPO法人の発足の話。いろんな面から見守る保育をアプローチしていきます。日本のみならず、世界からも注目される保育を微々たる力ながら発信していければと思います!

最後に。中村先生の話に。以前不動産関係の仕事をやっていたという真面目な一面にカリスマ祈祷師が、感嘆していました。私も、中村君と同じく最初は、営業職に従事していたので考え方とか似ている面があるかもしれませんが彼の話の言葉の一つ一つが勉強になります。自分もこれからの励みになりました。

今回の塾はここまででした。また色んな先生方のお話を聞けるのを楽しみにしたいと思います。

報告者 川辺