転がりながら学ぶ

2月16日、臥竜塾の報告をさせて頂きます。
またまたつたない文になると思いますがお付き合いのほどよろしくお願いします。
前回の報告では見守る保育の10か条の写真について塾生が写真を集めて作るという所まで話がありました。本日は少し、今まで撮ってきた写真に言葉を添え、こんな言葉がいいかもねというように10か条に沿った言葉を考えている状態です。次回は大きなプリンターで印刷してみるなどして、より現実的になってきそうです。できあがりをお楽しみに。
今回の塾は所々に転がる保育の話をピックアップしていきたいと思います。
まず食事をしている際に塾頭が思った疑問を塾長へ投げかける話から始まります。
それは、新宿せいが保育園に来られた見学者と山下氏がお話をした際に思ったことのようです。どうやら話の流れでひっかき、噛みつきの話が出てきました。
その中で、ひっかき、噛みつきのことに対して、見学者の方は、それをする子たちは実は知的に発達している子なのではないかという意見だったそうです。一緒にお友だちと遊びたいが、お友だちが一緒に遊んでくれない、そんなときにひっかき、噛みつきが起こるのではないかといくことです。これは理解した上での行動(ひっかき、噛みつき)ということです。
それは本当なのかと塾生それぞれ頭で考えているとき、塾長から、
「じゃ、よくお母さんの肩を噛む子どもがいるけどそれは知的に発達してるってことかな、そうではないよね」という見解です。確かにそう考えると知的に発達しているとは考えがたいように思います。まず知的に発達していれば引っかきや、噛みつきはないように思います。そういった話を私自身一人で聞くことがあればどうなのかと悩んでしまうかもしれません。そんな時、この塾で共有し、考えられる機会が設けられることが大切な場であると感じます。また山下氏がいることで見学者を案内し、様々な意見に出会い、塾で共有できることは貴重な体験になるのでは勝手に思っています。
更に様々な話が転がる中で、卒園式の話にもなります。今3代目の助手として西村氏が塾長に付いて出張などに行っていますが、今年の省我会の卒園式を見たいということで3園(省我保育園、せいがの森保育園、新宿せいが保育園)の卒園式に参加するようです。それぞれ違う雰囲気、装飾、形式が違うと思うので良い経験になりそうですね。
3園といえば、3年前に行われた、省我会の3園合同研修会です。
その研修では当然理事長先生のご挨拶がありました。その挨拶の中で、重要なあいうえお作文を省我職員に伝えてくだったことを思い出し、振り返ることができました。
生きていく上でも必要なことだと感じています。
そのあいうえお作文は「かきくけこ」です。
か→感謝
き→気配り
く→工夫
け→謙虚さ
こ→向上心
です。
どれも大切なことだと感じています。個人的に“く”の「工夫」ということが自分自身に足りないことだと感じています…。
そんなことはおいておいて、この5つは見守る10か条の次に大事なことでもあるように感じますので頭に入れておく必要がありますね。
このように転がりながら、学んでいっています。
話は変わりましてみなさん、TwitterやFacebookなどはご存知でしょうか。
私は情報を集める程度で両方使用しています。ただ、深くは知らないため上辺だけの使用となっています…。今の若い人は当たり前のように使っていて、なんでも知っているようです。現に塾生である、西村氏、若林氏は詳しく知っているようでした。本日初めてTwitterのリツイート、リプライという意味を2人から教えてもらいました。
リツイート=ReTweetと書くそうです。この人のツイート(つぶやき)をもっと他の人に知ってもらいたいという思いから、自分もそのツイートを自分のところに載せることができるようです。
リプライは単純に返信するという意味だそうです。
こんなことでも初めて知ることができました。
雑談はさておき、ついに!!
見守る保育もTwitterとFacebookを始めています!!
詳しくはこちらをご覧ください。
Twitterはこちら
https://mobile.twitter.com/mimamoruhoiku
Facebookはこちら
https://m.facebook.com/mimamoru.net?refsrc=http%3A%2F%2Fsearch.yahoo.co.jp%2Fsearch%3B_ylt%3DA2RAEHdTN.NUeDQAOH85oPB7%3B_ylu%3DX3oDMTEzMDB2MTlkBHBhZ2UwMQNtdG9wLWlvcwRzZWMDc2VhcmNoBHNsawNzcmNo
どちらも見守る保育に関することがアップされており、様々なカテゴリーからわかりやすく展開されています。写真や動画も載っていて、塾長のブログもまとめて動画にされているなど非常にわかりやすく、参考になることばかりです。
現在は新宿せいが保育園に勤めている、神宮寺さんという方が作ってくださり、アップしています。その方いわく、ゆくゆくは塾生がアップしていけるように考えてくださっているようです。
こういったところからも発信できるというのは嬉しいことですね。
ぜひ、皆さんよろしくお願いします!!
では最後に本日のメニューです。
 まずにごり生酒を買ってきたのでこれに合うものと考えメニューを考えました。
先日プライベートで秩父に行ったお土産の生酒です。

先日プライベートで秩父に行ったお土産の生酒です。

先週いただいた金柑を甜菜糖と水で煮詰めた物。

先週いただいた金柑を甜菜糖と水で煮詰めた物。

ブリの照り焼き、玄米の7分づき、ねぎ、なめこ、油揚げのみそ汁。

ブリの照り焼き、玄米の7分づき、ねぎ、なめこ、油揚げのみそ汁。

油揚げに納豆を詰めて焼いたもの。(柿崎氏の母がよく作ってくれたそうです)

油揚げに納豆を詰めて焼いたもの。(柿崎氏の母がよく作ってくれたそうです)

山芋と白菜の和風サラダ

山芋と白菜の和風サラダ

以上になります。

(報告者 本多悠里)

節分

今日の夕飯は

塾生の西村がお土産で買ってきた豚骨ラーメンと、節分と言うことで恵方巻きをみんなで作って食べました。西南西の方角が塾生から見てちょうど塾長が座る位置だった為、みんな一言もしゃべらず、塾長の方を向いて食べるという少し面白い光景でした。DSC_0037(2)DSC_0038(2)

 

保育園・学童のおやつも、恵方巻きで、やはりみんな一言もしゃべらず、食べたのですが、そのあまりの静かさに違和感を覚えました。普段、いかに音のある環境で食事を食べているかということがわかる気がして、少し考え物ですね。

 

さて今回は「節分」ということで「自分の中の追い出したい良くない所 or 最近あった福(いいこと)は?」という議題で話し合いました。

 

西田

「私は追い出したいよくない所は、チャンスを譲ってしまう所ですね。人に話すことや説明することを、説明上手な人に回してしまう。自分も積極的に答えていけるよう気を付けていきたいと思います。」

 

小松崎

「福と言えば、最近同じクラスの先生に注意されたことですね。僕の中で一つ目標だったんですが、そういう風に後輩が発言してくれるということは、自分が言えない雰囲気をだしている先輩ではないということで、またクラスとして意見を言いやすい環境になっていることでもあり、うれしく感じます。よくないと感じる所は、譲る気持ちが少し足りないかなと感じるところです。」

 

柿崎

「最近はどんなメニューにしようかなと考えている時に、ウキウキ感があり、それが自分にとっての福かな。」

西田「最近はどんなメニューでウキウキしたの?」

柿崎

「うーん、パスタかな。今までのパスタだけじゃなく、色んなバリエーションを増やしてパスタを極めるみたいな。追い出したい所は怠け心かな。」

 

西村

「毎日が楽しくて福ですね。」

小松崎「・・・」

西村

「追い出したい所は、自分を追い出したいというか、もっと塾長の家に近いところに引っ越しをしたいですね。」

 

若林

「何をするにも、相手の気持ちを考えすぎてできないような消極的な所を追い出したいですね。」

 

本多

「僕は踏ん張り所が定まらないというか、環境に流されてしまう所を直したいなと思いますね。もちろん、理想は尽きないことはわかってるんですけど、しっかりと幹のようなものを立てて、できるだけ思い描くことに近づいていきたいと思います。」

 

山下

「追い出したい所は、昨年の年末ぐらいでもうほとんど追い出せました。福な所は、報告や発言がそれぞれの立ち位置が見えてきて楽しく感じています。」

 

塾長

「私は、勉強家ではないのでもっと勉強しなければという思いですかね。それと見守る保育を体系化しなければと考えています。今、中国で見守る保育の本が出るなど盛んに取り上げられている。おそらく中国では、中国の形に変化させて見守る保育が取り上げられるでしょう。ですが、私は、それでいいと思っています。モンテやイエナプランなども、その国々で取り入れられやすいように変化を遂げている。少し変化があっても、そこから広がればいい。どんなに変わったとしても、日本の藤森平司が考えた見守る保育という所は変わらない。」

「ここでいう体系化というのは、マニュアル化とは少し違います。例えば、ケンカをした時に、職員はどんな対応をしたか。こういう時にはどうしたか。そんな体験談をあげて、それに答えるような、話の中での体系化を目指そうと思っています。」

「最近、島根では見守る保育の10か条のポスターを作ったそうです。それは、各条文にあった子どもたちが自発的に活動している写真に、メッセージを付けてわかりやすく張り出しているそうです。」

「ドイツでも、読書週間というものがあり、その時には職員がポスターを作り、わかりやすく掲示する。見守る保育でも職員がわかりやすくポスターを作るというのは面白いですね。ポスターでは少し難しいところもあるので、絵ハガキぐらいならすぐに取り組めるかもしれませんね。」1423140692056 14231406999711423140675835

そこから、臥竜塾で写真を集めて、十か条の写真を作れないかという案がでました。来週はちょうど、塾長の出張で臥竜塾がお休みなので、そこで塾生で集まりまた話し合う予定です。どういった感じに進んでいるかは、また次回の生臥竜塾をお楽しみにしてください。

 

(報告者 西田 泰幸)

 

3週間ぶり!!

約3週間ぶりの臥竜塾です!!
みなさんお久しぶりです。
今週の月曜火曜とGT職域別セミナーがあり、全国の会員園の看護師、栄養士、調理師、事務員、用務員などの先生が研修に参加されて、私も用務員という立場で研修に参加させていただきました。
このセミナーのきっかけと言うのも「見守る保育」を実践するにあたって
「調理における見守る保育は?」「看護は?」「事務の立場は?」「用務員は?」
と保育園で働く全ての人が「見守る保育」を実践するにはどうしたらいいのか??
と塾長が全国の保育園、幼稚園に園内研修に行くと質問が多く出たこともあり、
ギビングツリーが開催に至った理由です。
さてさて、早速塾の報告をさせていただきます。
まずはGTメーリングリストでもお知らせしました、年間講座「臥竜塾の教え」ですが、
お陰様で定員一杯となりました。
それに先立ち、今後は塾長から各講座のポイントをレクチャーしていただくことになりました。
今回は4月の「環境の面から」私と西村君の二人で発表したいと思います。
ご存知の通り来年度から園児の定員が大幅に増えるにあたって、お部屋の作りも大きく変更になります。
そこで来年度に向けて、いくつか新しくなる環境があるので、
そこでの意図を塾長からレクチャーしていただきました。
内容はここで書いてしまうとネタが無くなってしまうので・・・当日までお楽しみです(笑)
また毎回GTが主催するセミナーでは「藤森平司の教え」という冊子を100円で販売していました。
これも既に持っている方もいると思います。
塾長が毎日ブログを書かれていますが、その中でも保育に関した内容を抜粋し、それに対しての塾生のコメントを書いてある物です。そちらの方も一年間で約300冊ほど購入していただきました。
本当にありがたいです・・・ただ購入をしたいただいた方には塾長が描いた野菜をハガキに印刷したものを一枚プレゼントしているので、そっちが目的かもしれませんね(笑)
また来年度も新しい内容で作成するので、そちらの方もお楽しみに!!そして塾長のハガキも!!

さて、そこから西村君の話しになりました。
先週、長野GTの勉強会が長野県の飯田でありました。
長野と言っても縦に大きな県なので、飯田はその下の方に位置するので、
一度、愛知の豊橋に出て、北上するという経路なので、とても時間を要するため、
前泊で塾長の地元、諏訪湖の付近に泊まったそうです。
今の季節、諏訪湖は氷が張っていて、その風景を写真で収める人が多くいたそうです。
その風景を西村君が見て
「あそこで写真を撮っている人と、アイドルの追っかけは一緒じゃないですか」と・・・。
聞いた瞬間は「??」と思いますが、よくよく聞くと、西村君は言うには、
「対象が自然か人かだけで、写真を撮るためにお金と時間をかけているのは同じだとおもいます。
むしろあの人たちの方がカメラにお金をかけてます・・・。あと雰囲気も同じ匂いがします。
それは素人が近づくと、『近づくなオーラ』を発して、質問をすると上から目線で知識を披露すると思います(笑)だから一緒ですね」
それを聞いて一同納得・・・。
しかし塾長が言ったのは
「確かに一緒かもしれないけど、自然の風景を写真で撮っている人はその写真で図鑑や本を作り、世の中に還元しているかもしれない。
いま、理念に掲げている「共生を貢献」があると思うけど、これを考えた時に、人はただ単に共に生きているだけでいいのか?とずっと考え・・・そうじゃなくて、
ただ生きるのでなく、他に貢献する必要があると思ったから「共生と貢献」を掲げるようにしたんだよ。お互いとお互いを認め合う、そんな社会が大切だと思う・・・。」
よく塾長の講演の中で保育の仕事というのは自分の趣味を活かせる場所だと言われます。
例えば喫茶店を巡る事や美味しい店に行く事が好きな人でも、そのお店に飾られている装飾を参考に、
保育室や食事スペースを飾ることが出来ます。
カラオケが好きな人でも子どもと一緒に歌うこともできますし、運動が好きな人も同様です。
自分の好きな事を少し工夫することで職場に貢献できるのは保育園だけかもしれません。
よく見学者の方からの質問で装飾はどのように考えて作っていますか?
と聞かれることがあります。
それに対して「居酒屋から学んでいます(笑)」と答えると笑われますが、
本当にそうなんです。まぁ居酒屋と言うよりも、よく塾長と出張に行った時に先方さんと夕食を
一緒にする時に、少し高級なお店を案内された時に、よく塾長と
「あの、和風な装飾は使えるね」
「あの花瓶の飾り方は、真似したいね」
と話していました。
本当に街中を歩くと保育園に活かせる物がたくさんありますね・・・。
と話がだいぶづれてしまいましたね!
さてさて、話は二転三転しテレビの話しになりました。
ある番組で未来のスマートフォンについて特集していたようです。
どうやら自分の腕でスマホの画面を映して操作ができるようです。
仕組みとしては腕時計よりも細い腕輪に小型のプロジェクターが内臓しており、
その腕輪がスマホ本体と連動しており、腕輪に内蔵されたプロジェクターからスマホの画面を、
自分の腕に投影して、それをフリックして操作すると言った仕組みで、防水加工もされており、
お風呂に入りながらも可能だそうです。
なんだか信じられませんが、現実に出来るようです・・・。
今から数年後には街中で腕を触っている人が主流になるのでしょうか。
その次は、NHKの「ネクストワールド」という番組で、将来外国語は必要がなくなるという内容を放映していました。
今でもパソコンを使えば簡単に何語でもある程度まで翻訳が簡単にできてしまいます。
それが面と面を向かってお互いに外国語で話しても、コンピューターが同時通訳してしまうほど、
翻訳機能が進化しているそうです。
それが現実になると確かに英語を学ぶ意味がなくなってきます。
それよりも話すための内容が重要になってきますね。これはずっと塾長が講演でも言われている
内容です。いくら英語を話せてもコミュニケーション能力が低ければ何の意味もないですし、
話す内容もなければ、通訳を用意しても話すことができません。
そうなると、求められる力は話す力、聞く力です。
少しづつ時代が塾長に追いついてきましたね・・・。
とまさに「ネクストワールド」という言葉通りの内容が放送されています。
さて次の話題は・・・
「ドイツと日本の子どもに対するイメージが違う」という話になりました。

まず、日本とドイツで園庭で遊ぶ子どもの姿の違い、ということで塾長が話したのは、

日本では園庭で遊ぶ子ども達は走り回ったりと大声を出して楽しそうに遊んでいる姿に対して、
ドイツは楽しく遊んではいるものの、そこまで大声を出して遊んでいる感じはしません。
私もドイツ研修で見てきましたが、そう言われてみると確かにそうだったように思います。
よく日本は散歩に出かける場合、「エイエイオー!」という掛け声で元気よく出発しますが、
ドイツは子どもたちに集中させてから静かに出発します。
外は危険がたくさんあるので、テンションをあげて出発すると注意散漫になってしまい、そっちのほうが危ないからだそうです。
実際に塾長達のツアーで森の幼稚園を見学する時も、電車の車両は違う車両に乗ってくれと頼まれたそうですが、
直前になって、やはりそれでも子どもは気になってしまうから別々で来て欲しいと頼まれたそうです。
それだけドイツの保育士は子ども達を集中させ散歩にでかけるのですね。
どうしても日本は子どもに対しての印象は「子どもは元気で声をだすもの」

と捉えている人が多いと思います。もちろん元気なことは悪いことではありません。
しかし一日中、テンションを上げて遊ぶのではなく、一日のうちに心を落ち着かせる時間も必要ではないか?と塾長は言います。
外に気持ちを発散するのと反対に、気持ちを中に押し込めるといった、
お寺の座禅ではありませんが、精神を集中させる時間も必要ということと、
来年のテーマが「伝統」ということもあり、新しい空間に茶室を作っています。
そこでは定期的に子ども達が給食を卓袱台で、そして正座で静かに食べるといった活動を盛り込んでいく予定です。
と言った感じで今回の臥竜塾はお開きになりました・・・。
久しぶりということもあり、かなりの文量になってしまいました・・・。
さてさて恒例のメニュー紹介です。
まずは下の二枚の写真は沢庵と白菜の漬物です。
 14223708532891422370858105
新しい環境の一つに漬物小屋を作ってもらい完成したので、
そこで早速作ってみました!!
来年度は食育の一環で「味噌」を作る予定です。
そして・・・
14224491507981422370845673
・ごはん
・鮭水煮缶の味噌汁
・大根のサラダ
・チキンロール 照り焼き味
・鶏皮とキノコの炒め物 にんにく風味
・自家製 白菜とたくあんの漬物
となっています。
ちなみにご飯は保育園に精米機があるので、玄米を精米して無洗米にしました!!
久しぶりの塾でしたので、なんだか全員テンションがあがってしまいました!
小松崎先生はテンションが上がりすぎて、ちょっとした事件を起こしてしまいました(笑)
詳しくは本人に・・・(笑)
それでは今回の報告でした(報告者 山下祐)

臥竜塾新年会

1月6日(火)の生臥竜塾

 

2015年最初の生臥竜塾は新年会を行いました。

今年のメニューは西村君の提案により、塾生各自年末に実家に帰省し、尚皆地元が異なることから地元の特産品、または旅行先の特産品を一品持ち寄るという形を用いて行われました。

西村君が提案してくれたこの案は、お節は正月の三が日、女性が作らなくて良いように日持ちするようなものを作るという側面にちなんだそうです。

いつもの生臥竜塾は食材を買ってきて料理するというスタイルなので、今回の持ち寄りスタイルの生臥竜塾はその分の時間が省かれ、塾長のお話を聞ける時間や皆で話し合える時間が多くとれました。

さて、早速内容に移ります。

最初は臥竜塾新年会の恒例であるお屠蘇を全員でいただきました。

お屠蘇をいただくとき、たいていの宴席では、年長者から盃を下げていきますが、このお屠蘇は逆です。

年少者から年長者へと盃を順にすすめます。

若者の精気を年長者に渡すという意味合いが含まれているのだそうです。

121(1)

お屠蘇

 

次は食事に移り、塾生各自持ち寄った一品の紹介と正月のエピソードを各自報告し合いながら食べ進めました。

初めに塾頭の山下先生。

山下先生は富山県のご出身で、「かぶら寿司」と「昆布かまぼこ」の二品を持ってきてくださいました。かぶら寿司は、北陸の郷土料理でカブの間にブリの切り身を挟んで、それを米麹に漬け込んで発酵させたなれずしの一種だそうです。このかぶら寿司は、市販されているそうですが、市販のものは甘すぎるので山下家のおばあさまが手作りで作ってくださったとのことです。そしてこのかぶら寿司は毎年の臥竜塾新年会の看板メニューです。もう一品の昆布かまぼこは、富山県のオーソドックスなかまぼこで、かまぼこの内部にまで昆布が渦巻いていました。

118(1)

かぶら寿司(上) 昆布かまぼこ(下)

 

次に本多先生。

本多先生は東京都のご出身ですが、奥様のご実家が横浜ということもあり、横浜で有名な「崎陽軒のシウマイ」を持ってきてくださいました。ご実家が横浜の奥様に横浜で「美味しいものは?」と聞いたところ崎陽軒のシウマイを提案してくださったそうです。

111(1)

崎陽軒のシウマイ

 

次に今回塾報告を書かせていただいている若林。

若林は栃木県出身ですが、本多先生同様に地元のものではなく、旅行先の小田原で買って持って参りました。小田原の有名な特産品というわけでもなく、泊まった旅館のお土産NO.1とNO.2の「チーズちくわ」と「いわし揚げ」を持ってきました。

110(1)

チーズちくわといわし揚げ

 

次に小松崎先生。

小松崎先生は茨城県のご出身で、地元特産のメロンを使った「メロンカレー」と「栗カレー」を持ってきてくださいました。化学調味料や保存料などは一切使用しない優しい味のカレーです。メロンは小松崎先生のご実家のある鉾田市が生産量日本一で、栗は茨城県が生産量日本一だそうです。

116(1)

メロンカレーと栗カレー

 

次に西田先生。

西田先生は石川県のご出身で、ご実家のある金沢市は加賀料理が有名で、代表的なのが治部煮と麩料理で今回は生麩と村雨の壺がモチーフとなった髙木屋の「茶壺志る古」をデザートに持ってきてくださいました。

112

生麩

123(1)

茶壺志る古

 

次に柿崎先生。

柿崎先生は千葉県のご出身で、「えび、いか、あおさ、海苔、ゴマの風味が1袋で味わえる豆爛漫の磯小判」「大粒落花生に信州味噌をたっぷりまぶした豆爛漫のみそピーナッツ」「きな粉大豆に静岡の抹茶を加え、ほろ苦く仕上がった豆爛漫の抹茶きな粉豆」と千葉県の特産品である落花生をふんだんに使った豆爛漫セットをデザートに持ってきてくださいました。

127

豆爛漫セット

 

最後にこの案の提案者である西村先生。

西村先生は長崎県のご出身で、長崎の特産であるボラの卵巣を塩漬けにしたもの、そう!「カラスミ」を持ってきてくださいました。

115(1)

カラスミ

 

このように今回の臥竜塾新年会はとても各地の名産が折々の豪華なメニューとなりました。

そこで塾長が「チーム料理だね」とおっしゃってくださいました。

正にその通りで、誰がメイン担当等を事前に決めたわけでもないのに大きな被りもなく、実にバランスが良かったです。

日々同じ学び舎で学び合っている者同士、分かり合っているといったところでしょうか。

最後に2015年の塾生の役割確認をし、お開きとなりました。

今回は各地元でのエピソードや特産品の話で盛り沢山な会となり、私自身全く知らなかった各地の特産品やその謂れなど、時には塾長が説明してくださり、とても良い学びとなりました。

改めてこの生臥竜塾は保育に限らず様々な学びを提供してくださる場なのだと改めて思った今回の生臥竜塾でした。

(報告者 若林)

新年の抱負

新年あけましておめでとうございます。

昨年は自分の中で大きな転機を迎える年でした。それに応じて、責任も多く感じる年でした。そんな中、生臥竜塾ブログが始まり、自分が発信するということがこれほど難しいことなのかと常々感じています。

実際、臥竜塾のみんなとは離れていますが、このブログがあることで、常に原点に返る気になります。その反面、離れている分、自分の発信していることが、このブログの意図と離れてはいないかと思うこともしばしばあります。

とはいえ、このブログに呼んでくれた塾頭の藤森先生を始め、臥竜塾生の方々には本当に感謝ばかりが出てきます。離れてはいますが、外部とはいえ、塾生であるといことを誇りに思い、今後も保育を考えていきたいと思います。

最後に、いつもコメントをいただいている方、見てくださっている皆様、いつもありがとうございます。コメントにはとても励まされ、元気をもらっています。こうやって、保育を考える仲間がいるというのはとても良いことだと感じています。今後ともよろしくお願いします。

遅くなりましたが、新年のご挨拶とさせていただきます。

(投稿者 邨橋智樹)

新年抱負

新年明けましておめでとうございます。
こうして新しい年を、保育を語り合える環境で迎えられることは本当に幸せなことだと感じます。

昨年度は生臥竜塾のブログが始まり、一週間に一度保育について考え、報告させていただけたと言うのは本当にありがたいことで、またそのことを続けられたと言うのは大きな自信にも繋がりました。そして、また報告を読みコメントをくださる方がいるというのは、自分にとってもはじめての経験で、保育についての考え方や、普段の保育に取り組む気持ちが引き締められた思いでした。

今年はそんな思いを忘れることなく、またさらに新しい視点、そして伝わりやすい文章を心がけていきたいと思います。
(塾生 西田泰幸)

新年の抱負

新年明けましておめでとうございます。
今年は4月から臥竜塾生が持ち回りでセミナーを開催する事になりました。私も食育に関する話をさせてもらうことになったので、わかりやすく、そして食に関する話を共有していきたいと思います。また臥竜塾生の調理の立場としてブログを通じ、食とつながる保育の研究を紹介していきたいと思います。

今年も1年よろしくお願い致します!(柿崎 敬史)

今年の目標!!

新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

今年の私の目標は自分の役割をしっかりと形にすることです。

去年の私は自分の役割やポジションを必死に探していたような気がします。そんな時に塾長から自分の役割と言うものをしっかりと方向を示して下さいました。今年は明確になった事に突き進む事が私の目標です。

また今年は新宿せいが保育園も定員増という大きなターニングポイントを迎えます。また塾長も今まで以上に忙しくなりそうな予感です…。そんな時にしっかりとサポートできるよう、成長したいと思います。

最後になりますが、いつも見て下さってる皆様にもっと充実した内容を伝えることができるように、塾生一丸となって学んでいきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

簡単ではかございますが、新年のご挨拶とさせていただきます。(投稿者 山下祐)

今年の目標

2015年は、社会人2年目となる年です。その前に1年目としての残りの3ヶ月で、しっかり初心を思い出して、2年目に突入できればと思います。2年目になっても、そういう意味では今と変わらず、1年目のような気持ちで、驕らず謙虚にやっていきたいです。

明確な目標としては、園の見学者の案内ができるようになりたいと思っています。そして、塾長と出張に行くことが増えますが、この臥竜塾の教えにおいて、その報告をしっかりしていきたいです。(西村 宗玲)

新年の抱負

あけましておめでとうございます!昨年は保育に関して少しずつ学びを深めていけているのではと思えた反面、その奥深さや面白さもまた感じることのできた1年でした。

新年では、昨年に感じた奥深さや面白さを様々な角度から追求し、この生臥竜塾ブログを通して皆さんと共有し、共感し、学びをより深めていけたらと思います。そして!昨年同様に全力で楽しんでいこうと思います!皆様本年もどうぞよろしくお願い致します。(投稿者 若林)