『時には・・・』

今日は二週間ぶりの臥竜塾となりました。

今回の報告は以前と同じように、実際に行なわれた会話を書きました。
ですので、相手の呼び名など分かりにくいと思いますが・・・。
そこはフィーリングで読み取って下さい(笑)
まず今回の塾では最近の近況報告ということになり、先週富山に塾長と一緒に行った柿崎から近況報告が始まる場面からです。

柿崎「えと・・・富山はやまむろ保育園の公開保育とドイツの同窓会でした。

   と言うのもやまむろ保育園の公開保育に今年ドイツ研修に参加した神奈川の園長先生が参加されるとのことで、急きょ同窓会を開くことになりました」

園長「今、ドイツの同窓会をよく行っているのは悠里君が行った時とカッキーが初めて行った時のメンバーだけど、

   一回目を行えば、そのまま継続できるから、参加者が少なくても、とりあえず一回目を行った方が後につづくから、急きょ行ったんだよ」

柿「今年のメンバーはやまむろ保育園さんから2名参加されたので、最低でも園長先生と神奈川の園長先生と僕を合わして5人だけど企画をして、

  当時の参加者のメーリングリストにメールを流したところ9他にも参加される先生がいて、結局9人でできました。」

園長「その同窓会の目的はドイツ研修で学んだことを保育園に戻って1年間でどこを取り入れたかを、お互いに話し合う事が目的の一つがあるんだよ。
で、カッキ―もちゃんと報告したよね?」

柿「そうですね。若、今年の夕涼み会の看板作りで学童が作ったことを発表させてもらったよ」

若「あぁ!あれですね。ドイツで『小さな科学者』の一環で行っていた実験を看板作りに応用したやつですね」

柿「そうそう!同窓会には、あとたすくんのお父さんと兄ちゃん、やまむろ保育園の園長先生とか参加してくれて、とても盛り上がった同窓会でした。

  来年はまだ未定だけど・・・続けていけたらと思います。そして大事な話しだけど、来年度からドイツ研修の事務局が臥竜塾生で行う事になるから、
  今度、みんなんでそれを周知したいと思うので・・・宜しくお願いします。」

園長「泰君やたす君は子どもが小さいから、しばらくは難しいかもしれないけど、基本的に事務局が行うことは、ベルガーさんと連絡を取り合って研修の日程を決めたり、

   旅行会社の選定、そして参加者の募集のメール配信、研修後のレポートの作成だね。そして今回のような同窓会の企画とか、
   色々とやることが多いから、皆で分担していければいいよね。

一同「うんうん・・・(頷く)」

園長「で、カッキー。続きは??」

柿「あっ、そうですね。一日目がその同窓会を行って、二日目はやまむろ保育園の公開保育でした。

  やまむろ保育園は以前、公立の保育園だったのを民営化したので、建物の構造は昔ながらの教室でクラスが分かれている環境で・・・」

園長「で、カッキー。感想は??」

柿「・・・そうですね・・・。手帳持ってきても??」

園長「じゃあ、いいよ。おしまいね」

一同「お疲れ様でした(笑)」

柿「すいません(笑)持ってきます・・・。
で感想ですが、個人的にいいなぁと思ったところは345歳のクラスではカレンダー作りです。もちろん子ども達が手作りのもですが、

  そこには自分たちで計画した遊びなど書き込んだり、あとは保育園の行事はもちろん、様々な活動を子どもたちが自分で書き込み、見通しを立てる活動を行っていました。
  新宿せいが学童で行っている自分たちで月案会議をしているようなイメージですね。
  あと驚いたのは、給食の時に子ども達は主食のパンを食べていたけど、先生の目の前には何も無くて、食べていないのかな?と思ったら主食は自分で自宅から持ってくるそうです。」

園長「それに関して言うと、全国的に見ると、それが普通なんだよ。東京など大都市が特別なだけ。本来は園長だけが離乳食から給食まで試食として食べることができて、

   あとの職員は自宅からお弁当を持参する園がほとんどだね。」

柿「なるほど・・・一人暮らしで、家で料理をしない僕にとっては本当にありがたいです・・・」

山下「カッキー、本当に調理員か(笑)」

柿「・・・。」

柿「で午後は高岡市にあるふたば保育園の園内研修でした。事前に質問の内容をもらっていたので、それを元にした講演内容でした。

  研修が夕方からで、研修時間もオーバーしてしまい。そこからの夕飯だったから、ホテルに帰ったのは11時半でした」

園長「温泉には入れなかったね」

山「すいません、ハードスケジュールを父が組んでしまい・・・」

柿「そして最終日の三日目はやまむろ保育園の実践発表と先生の講演会で、三日間の出張が終わったわけだけど・・・一個やらかしてしまったんですよ(笑)」

一同「なに?粗相したの!?」

柿「いやぁ…粗相というか…。その実践発表の後に先生の講演だったんだけど、今回の講演で先生がパワーポイントを使うから、準備をして待機してたんだけど、

  いつも先生が言うように聞き手の反応を見てタイミングや内容を変えるから、いつパワーポイント使うか分からなくて、そのうちに…。

山下「あっ!寝たな(笑)」

柿「いや…トイレに行きたくなって。我慢してたら、本当にヤバくなって、とうとう講演中に先生の後ろをダッシュしてトイレに行ってしまいました!

  とにかく急いでトイレを済ませて、会場に戻ったら先生が自分でパワーポイントを操作していました…」

園長「パワーポイント使うつもりでカッキーの方をフッと振り向いたら、いないんだもん(笑)しょうがないから、自分で起動してスライドさせたよ(笑)」

本多「カッキー、やったな(笑)」

柿「もう、やばかったです。本当ですよ…。ですから皆さんも気を付けて(笑)」

園長「それだけじゃないんだよ!講演中にパソコンの電源が切れるのが恐いから電源コードを車の中にあるカバンから取ってきてもらおうとカッキーに頼んだらカバンの中に無くて、

   自分の手持ちカバンにも無いし、カッキーのカバンにも無いから、もしかしたら保育園に忘れたかもしれないと思って、
   東京に戻った次の日に台風のひどい中に保育園に取りに行っても無くて、どこにいったかな?と思ったら出てきたの。」

一同「どこにあったんですか!?」

柿「俺のカバンの中・・・」
一同「最悪だ!!カッキー最悪だ」
柿「本当ですね・・・。」
園長「(笑)」
園長「で、西村君は長崎に帰ったそうだけど、どうだった??」
西村「今回は長崎で国体をちょうどやっていたので、応援も兼ねて帰省しました。」
園長「実家の保育園に行ってないの?」
西村「行きました。しばらく行ってなかったので、懐かしかったですね・・・そして、園長室の椅子に座ってみました。
   土曜日に行ったのですが、子どもが10人位しか休んでないので、ほとんど平日みたいな感じでした。ですので職員もほとんど出勤のようです。
   お部屋に関しては、まだまだ分からないですが、テーマが野菜ということで、展示物や取り組みなどはとても参考になりました。
園長「西村君のお母さんに聞いたけど、お父さんは見守る保育をするまではとても怖かったけど、見守る保育をしてからとても丸くなったそうだね」
西村「そうですね、確かに怖かったかもしれません。それが丸くなりましたね。特に頭も体も(笑)」
一同「うまいこと言ったね(笑)」
と西村君のお父さんのネタを最後に今回の臥竜塾が終了しました。
前回同様、柿崎君の話ばかりでしたね(笑)
なかなか塾生も泊りでの出張には行く機会がないので、実際に出張の様子などを柿崎君から報告を受けることで、
情報の共有はもちろですが、いつでも出張が行けるような心構え的な物を学ぶこともあります。
時には、こんなほんわかした雰囲気の塾もなかなかいいものです。
最後に今日の献立です。
写真3
今日は自分で言うのも何ですが、私の父が臥竜塾に合わせて富山名産の鱒の寿司を送ってくれました。
鱒の寿司ですが、福岡の明太子と同じように、富山の中でも色々なお店があり、
自分で好みのお店を探し、お気に入りのお店で買うようにしています。
例えば酢の〆具合や肉厚など店によって微妙に違うのです。
そして、うどんです。富山は氷見の寒ブリが有名ですが他にも「氷見うどん」が有名です。
そしてレタスのサラダとなっており、全体的にヘルシーでさっぱりとした夕飯でした。
写真
そして食後のデザートは西村君から長崎のお土産「長崎物語」これは生クリームをバームクーヘンのような生地で包んだ小さなロールケーキみたいな物です。
中にはオレンジが入っていて、少しだけ来る苦味が、中のクリームや生地の甘さを引き立たせてくれる一品です。
そして塾長が先日プライベートで長崎は雲仙の方に行かれたので、お土産の「湯せんぺい」。これは雲仙から湧き出る温泉水を生地に練りこんだ
素朴な味わいのある、薄くてサクサクと食感がいい煎餅です。
そしてなぜかスーパーで購入したロールケーキ。(笑)これは、たまに食べたくなる時がありますよね。
(報告者 山下祐)

出会いときっかけ

9月30日の生臥竜塾

今回の塾から今年度より新宿せいがで共に仲間として子どもたちを見守っている西村先生が塾生見習いとして加わりました。

彼は用務員という位置付けで、これから塾長の出張等にお供することが多くなってくるであろう期待の新人です。

みなさん、そんな彼を温かく見守ってあげてください。

さて、西村先生が加わったこともあり、最初に西村先生の意気込み・決意を聞くことから始まりました。

西村先生の意気込み・決意はというと…

「働いて半年が経ち、社会人としての自覚を付けつつ、頑張りたい!」とのことでした。

それに対して塾長は…

「社会人といての自覚とは何?」と聞き、

西村先生は「学生時代との優先順位の違いです!」と答えていました。

私は社会人2年目を迎えていますが、これは私自身も未だに思うことです。

そして最後に…

「ブログのコメント(通信教育のレポート)を毎日行っていきたいと思っています!」と塾生になることへの意気込みを語ってくれました。

塾生は塾長が毎日欠かさず更新してくださる臥竜塾のブログから保育に限らず、様々な事柄を学ばせていただき、コメントをすることで更に学びを深めさせていただいています。

そこに新たに仲間が1人加わる喜びと共に自分自身の学ぶ意欲の向上に繋がった思いでいます。

そして次の議題に移ります。

9月30日の生臥竜塾の前に塾長と柿崎先生が光明保育園さんへ園内研修に伺い、そこで柿崎先生がお話しした内容に触れます。

簡単にお話しした内容を説明させていただくと、以前ホテルで調理師をしていたころと新宿せいがで調理師をしている現在との比較です。          

その話の前に柿崎先生が調理師を目指したルーツを簡単に紹介します。

柿崎先生の人生を変えるきっかけとなる出来事が2つあります。

時は遡り柿崎先生当時小学3年生のとき、テレビっ子だった柿崎先生はお母さんにテレビばかり観ている柿崎先生に耐え切れず、テレビを押し入れに隠したそうです。

そのときに柿崎先生がとった行動は、代わりにゲームをしたり、漫画を読むのではなく、お母さんの夕飯の支度のお手伝いをしたそうです。

そんな生活が続いていくうちに柿崎先生はお味噌汁担当となります。

仕事終わりに帰ってきたお父さんは、お味噌汁が美味しいと褒めたそうです。

これがきっかけで、柿崎先生が調理師を目指すことになったのです。

そして調理の専門学校に進学し、調理師への道を歩み始めます。

卒業した後、ホテルの調理師になりました。どうしてその道を選択したかと言うと、調理師としてホテルで働くことはステータスが高かったからだそうです。

しかし、思っていた以上に辛く、辞めてしまいました。

その第一の理由は、職場に笑顔が全くなく、仕事に楽しさを見いだせなかったからだそうです。

そして後に縁が有り、新宿せいがと出会います。

ここで2つの職場の比較の話に戻りますが、1番の違いは「笑顔」だったそうです。

そこでこれは柿崎先生の言葉ではないのですが、この比較の話を塾長が締めてくれました。

「笑顔がない職場で美味しい料理を作れるはずがない。笑顔がある職場だからこそ美味しい料理が作れるのだ!最高の味付けは笑顔である!」

完璧ですね。完全に締まりました。

そして話はルーツに戻り、2つ目のきっかけとなる出来事が起きます。

ご存知の方も多いかもしれませんが、柿崎先生は朝が苦手で、以前は遅刻が多かったようです。(現在でもまだあるそうですが…笑)

そんなときに塾長に呼び出されます。

もちろん柿崎先生は怒られるのだろうと思っていたそうですが、ここで塾長がとった行動は怒ることではなく、体調の心配をしたそうです。

そのときのことを柿崎先生は

「ボディブローをもらった感覚」と表現しています。

しかし、それでも遅刻がなくならない柿崎先生に塾長は、常に一緒に早番の時間に出勤しようと提案。

この提案により、現在でも塾長と柿崎先生は朝一緒に出勤しています。

その中で塾長は柿崎先生の人としての良さ、性格の良さを見出します。

それが今現在の塾長と柿崎先生の親交の深さに繋がっているのです。

このエピソードを聞き、思ったことがあります。

それは、人は出会い自体がもたらす変化で良くも悪くもなるが、出会った後の関係性からその人の個性などの長所を見出し、関係を構築することでその出会いはお互いを良い方向に導いてくれるということです。

これはお互いがお互いを知ろうとするきっかけが大切だと思えます。

どちらかの一方通行ではダメなのです。

お話を聞いていると、塾長は最初から柿崎先生を知ろうとしていたように伺えました。

そして柿崎先生は、遅刻したことを怒られると思っていた反面、体調の心配をしてくれた塾長をもっと知りたいと思ったのではないかと勝手に解釈しています。

出会いも重要であるが、その後お互いがお互いを知ろうとしていくきっかけから生まれる関係性の大切さを感じました。

また、「類は友を呼ぶ」と言うように、出会った後の関係性は趣味や考え等の一致により進展していくものと今まで捉えていましたが、このような出会いから生まれる関係性があることを知り、出会いがもたらすものは未知数だと思ったと共に、1つ1つの出会いを大切に、より相手を知っていこうと思うことができた今回の生臥竜塾でした。

最後に今回のメニューは西村先生が初生臥竜塾ということで西村先生リクエストのハンバーグと園で収穫したじゃがバタ塩辛乗せです。そしてデザートに塾長が園内研修後に買ってきてくださったモンブランケーキ&サヴァランと、塾生の一人が帰省先で買ってきた金のカステラを贅沢に美味しくいただきました。

メニュー

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デザート

デザート

 

(報告者 若林)

自分で選択することの大切さ

9月16日の生臥竜塾

 

 1、本日のメニュー

今回は新宿せいがの島根職員研修旅行のお土産のしじみのお味噌汁と、塾生の誕生日ということでリクエストメニュー(?)のエビフライでした。

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2、新宿せいがの研修旅行を終えて

今回の話は、島根職員研修旅行の報告と感想から始まりました。

 

細かい報告は書ききれないのでポイントだけになるのですが、

塾長のお話の中で印象的だったのが

 

「言ったことをすぐに実行すること」

 

それができる園は本当に良くなっているという所でした。

 

塾長の話の中で

 

数多くの見学者が来る中、その感想も様々だが、どんなに刺激を受けて帰っても、「さっそく検討してみます」というだけでは、なかなかよくならない。「すぐにやってみます」と行動に移す園は、今ある良いものを取り入れ、そこから、更に発展を感じて驚かされるとのことでした。そういった園は、実際に見学に行った時に、本当に驚かされる。

とのことでした。

 

今回見学させていただいた園も、まさにそんな所が随所にある園で、園長先生をはじめ、職員の皆様の努力と行動力に感動させられた研修でした。

 

また余談では、生臥竜塾によくコメントをしてくださっている方とも、実際にお会いすることができた。塾生の感想は「初めて会ったという気がしなかった」と不思議ながらも、うれしい気持ちでいっぱいの感想でした。

3、遊びのゾーンとコーナーの違い

 

遊びの環境の話の中でゾーンとコーナーという言葉の使い分けについての話がありました。

 

ゾーンとは

・遊んでいる時にリラックスしているけど、ものすごく集中している

・体と心が一体になり、自然に体が動いているような感じ

・他のことを忘れ、没頭していること。

・人が持っている力を最大限に引き出してくれる。

 

そしてそんな遊びを素晴らしいものにするゾーン体験を意図的に引き出すには2種類の方法がある。それは

・物的環境、人的環境、空間的環境といった環境によって引き出す方法。

・他の子どもとの関わりより引き出す方法。

 

それに対してコーナーとは

・そのものを行うために区切られた場所。

というものでした。

 

例えば、実際に環境を作る時には、

 

お支度する場所は、お支度をするだけの場所なのでコーナーという表現になり、それに対し、製作やままごと、ゲームなどは、そこで子どもたちがワクワクとするようなこと、また集中して取り組む場所として、ゾーンという表現になるということでした。

 

また、もしも魚の水槽など観察する場所を作った場合、ただ観察するなら観察コーナー、そこで子どもたちの遊びが広がるようなことをするならば観察ゾーンとなると環境を作るものの考えにもその表現の違いが生まれるとのことでした。

 

そこで私の中で一つの疑問が、、

「部屋を作る時に、名称を統一せず、コーナーとゾーンと呼ばれる場所がそれぞれあってもいいのか?」

 

塾長曰く、その目的にあって名前を使い分けているのだからそれで大丈夫だそうで、実際にその場所により、コーナーとゾーンを使い分けて表示している園もあるそうです。

 

そして、仏教の三昧(ざんまい)という言葉があるという話もありました。

若干、その言葉を聞いて一番最初に思い浮かんだのが「すしざんまい」で、発言後、しばしの、瞑想の時間が訪れましたが、

正しい意味としては

・心を1つのものに集中して、安定した精神状態を保こと。

・精神集中が深まりきった状態のこと。

という意味だそうです。

まさに、ゾーンと同じ意味で、外国の言葉だけでなく、日本の言葉の中にも同じ感覚を表現する言葉があるということでした。

 

4、自分で選択することの大切さ

食育の観点から強い体、病気にならない体を作るには、何が大切かということから、ドイツでの、子どもたちの食事の話になりました。

それは保育者がスパゲッティに、チーズやトマトなどのトッピングを乗せるかどうか聞いていた所、ほとんどの子が何ものせず、そのままスパゲッティ―を食べていたという場面のことでした。

その様子を見て、もしかしておいしくないのだろうか、トッピングとセットでの栄養計算をしているはずなのに、それで栄養は大丈夫なのか。という疑問があるが、実際はドイツでは 自分で選ぶこと の大切さを知っているのではないか。

 

ある老人ホームではこんな取り組みが行われたそうです。

 

フロアをわけた2つのグループを作り

1つのグループには

食事を1週間の食事予定を丁寧に伝え、映画も決まった日に全員が見ることができ、部屋に飾る植物も職員が手入れをする従来のスタイルで生活したそうです。

 

もう1つのグループでは

食事を好きなものを選べるが、前の晩に決まった時間までに伝えなければいけない、また映画も開催される日までに申し込んだ人しか見れない、また植物も自分で選び手入れも自分でするスタイルで生活をするグループ。

 

ぱっと聞いた感じでは何でもやってくれたほうが嬉しい気もするこの話。

 

後者の自分で何でも選ぶグループの方が健康で、また元気で過ごされる方が多かったということです。

 

自分で選択することに意味がある。

 

保育園では、まだ栄養価のことが言われることがあるので、

最近ではあまり栄養価が変わらない果物を、2種類にして選べるところが増えてくるなど、自分で選ぶということを大切さに気付く所が多くなってきている。

 

理想は、メインではカレーかハヤシのルーか?野菜も似ているところで、春菊と小松菜か?

おやつでも、牛乳か、じゃこかなど、他のメニューにおいても選べることが望ましいとのことでした。

 

5、 日本らしさ 光と影の使い方

各園の良い所を見ていく中で感じるのが、

日本らしさや日本の伝統的スタイルはどんなものなのかということを考えられるそうです。

例えば、光と影の使い方において、海外では物の影を描きとったり、とび越える遊びをしたり、また光も、ステンドグラスなど色を取り入れることが多い。

 

それに対して日本は、生活と自然の中からその使い方が発展している。

例えば、日本には障子があるが、そこに映ったものをそのまま風景として楽しんだり、ススキや葉っぱなど、植物の場合だとそれが風に揺れてゆらゆら揺れている姿を楽しんだり、またその濃淡や遠近法を楽しんだりと感じ方が違っている。

葉っぱの揺れす姿などは、それを面白いと感じるだけでなく、植物のこもれびやf分の1の揺らぎといった癒しの効果もある。とのことでした。

 

日本が持つ日本らしさ、それを保育に取り入れていくことも大切という話で今回の臥竜塾はお開きとなりました。

 

(報告者 西田 泰幸)

機能のマニュアル

9月2日の生臥竜塾

 

「そもそも、何のためにするのか?」

 

 これは、よく塾長が発する言葉のひとつです。

 人は、自分がしている行動にどのくらいの意味を持っているでしょうか。多くを何となく過ごしてしまっている中、その問いを自分に投げかけることで見えてくるものがあります。それが「機能のマニュアル」です。今回の塾は、「もの(環境)の働き」について、大きな学びを得ることが出来たので報告します。

 よく見学者から、保育者の服装についての質問を受ける塾長は、こう言います。「例えば、0歳児担任の服装は何がよいか。それは、よだれがついても嫌がらない服・ティッシュをすぐに取り出せる服・感染症の嘔吐物が付いてしまったらすぐに捨てられる服であれば、それがスーツであってもよい」と。「プールに入る時であれば、子どもに水をかけられたとき、かけ返して遊べる服・子どもが溺れていたらためらうことなく助けにいける服であれば、それがスーツであってもよい」と。服が子どもにどう機能してどう働いているのかという、「そもそも、何のためにそうするのか?」を考えていくことが大切だということです。子どもとの挨拶であっても、互いがその日が気持ちよく楽しく過ごせるのであれば、顔を直視してきれいにお辞儀する必要はなく、どんな形であってもよいと。

 ものには、形があります。しかし、その形は本当に正しい形なのでしょうか。本来持つ機能や意味を見失っていないだろうか、と疑問視することの大切さを説きます。

 同じく鉄棒についても、逆上がりができるようにするために鉄棒をやるのではなく、幼児期に必要なのは「位置感覚」や「回転感覚」であり、両手でぶら下がってスイングしたり、横に回転するものなどでバランス機能を養わせる環境が必要であって、形にこだわる必要はないと言います。また、その考えは子どもの日常であっても同じです。以前、1歳児担任の職員から、トイレ近くに遊ぶ場所があるといいということで、環境(配置)の変更を提案された時です。塾長は「何のためにするの?」と問います。続けて、「1歳児は、主に歩くことが課題。トイレに近くなったら、子どもは歩かなくなってしまう。少し離れた遊びの場所から、途中に段差やトンネルなどの環境を作って、トイレに行かせて、そこを歩かせるのがその時期の課題であり、保育である。」と言います。

 そして、それは自発的な部分でも言えます。ただ、子どもが自発的になればよいということではなく、「自発的に何をするか」が重要だということです。自発性がもたらすものが、人を悲しませたり、多くの犠牲を生む結果になってしまってはいけません。

 こういったように、ものの働きを見直し、「何のために」を追求していくと、そこに「本来の機能」が見えてきます。身の回りにあるそれらの「機能」をもう一度考え、それを『マニュアル』とするような機能に関する「そもそも論」を作りたいと、塾長は話します。

 また、来週末には新宿せいが保育園の研修旅行があります。その研修で、どんな視点・どんな心構えで行けばよき学びになるかを、塾長に質問させて頂きました。塾長は、まず「共通なものを見つけるとよい」と言います。研修先で、「機能」が共通なものがあるということは、それは非常に大切なものということであり、「そもそも、何のために?」を見つめ直せるということです。そして、集団で行けるということで、各々が撮った写真を後でみんなでシェアできる場があると、個人で撮っていた写真から、その人の見方や自分が気がつかなかったところに気づけるということで、そこに『チーム』のよさ引き立ってくるとのことでした。

 年に一度だけ、集団で同じものを見ることができる機会です。その機会に出来ることや学べることを最大限にすることができる準備を、整えていければと感じました。

 

 最後に、今回の塾メニューです。

 ネギ塩きのこ豚丼と、旬な秋なすのお浸し、小松菜と豆腐のみそ汁です。そして、私事ですが月曜日に誕生日を迎えられたので、スイカとパイナップルとカステラケーキでお祝いして頂きました。1年の抱負として、「人に頼る」「仲間を信じる」を掲げました。これからも、どうぞよろしくお願い致します!

 

メニュー

メニュー

サプライズ!

サプライズ!

(報告者 小松崎高司)

「ミセス・ダウト」を観て…

25日から27日までGTサミットが開催されているのですが、それに参加するために東京に来ていた、外部塾生の邨橋tが今回の塾に参加するという事で久しぶりに塾生全員集合かと思っていたのですが、西田tが体調不良との事で今回はお休みでした。

 

そんな中での今回の塾のテーマは、映画「ミセス・ダウト」を見て、でした。塾長のブログの8月15日の回で「ミセス・ダウト」についての話題からこの映画を塾で観ようという事になりました。ストーリーや塾長の考え方などが書かれているので詳しくはそちらを見て頂けたらと思います。

観終わってから一人ずつ順番に感想を下記のよう述べていきました。

柿崎『最近の塾長の講演の中で「多様性」という言葉が出てきていますが、子どもに対して父母や男女、大人と子どもといった多様性の環境の必要性を感じた。』

邨橋『一番印象的だったのは、お父さんが職場のテレビ局のスタジオに入り込んだ時、一人で恐竜のおもちゃを使って遊んでいる俳優の演技を見ていたテレビ局の社長が、つまらなそうにやっている姿を見て「どうすれば子ども達を楽しませてあげられるのだろう…」と考えていたシーンで、常にこう考えることが「保育」なのではないかと感じた。また、子どもにとっては、「父と母のバランス」が大切であることを感じた。』

塾長『映画の中で母親が仕事に行っている間に、子どもと父親が部屋中をメチャメチャな状態にしながら夢中になって遊んでいる姿と、それを仕事から帰ってきた母親があきれる姿の両方が子どもにとっては必要である。その無邪気さに子供らしさを感じるが、最近、大人が思う「子どもらしさ」について大人好みに変わってきていることを感じる。例えば、ブロックで遊ぼうとするとき、子どもが精密な素晴らしい作品を作ることを期待することが多いが、積み木でいい作品を作ることではなく、積み木を通して、子ども同士の協同性を学ぶことにも意味があることを意識してほしい。』

小松崎『離婚寸前の夫婦の会話に、最近の塾長のブログに出てくる「オプティミスト」(→問題はここに置いて引っ越そう!という父親の楽観的な考え方)と「ぺシミスト」(→もう無理なの…という母親の悲観的な考え方)がぶつかることが離婚につながったのではないかと感じた。』

塾長『この映画では、子どもたちは女装をしていた父親から、彼女が父親であることを知らずに父性を感じていた。つまり、父性と母性は何も実際の男女によってすみ分けられるものでもないんだよね』

若林t『ぶつかる毎日から、離婚してお互いが離れて暮らし余裕ができたことで、相手を理解し、家庭の在り方がかわってくると感じた。』

本多『もし自分が子どもの立場だったら何を考えているだろうか。と、考えてみたり、様々なあり方の家庭があるんだなと感じた。』

山下『ちゃんと両親がいればそれにこしたことはないが、離婚をしていても、ちゃんとした家庭というのがあるんだ。また、自分にもまだ一歳にもならない子どもがいるが、見ていると遊びたいときは自分の方へ来るし、甘えたいときは母親の方へ行っている。これは小さいながらも大人を使い分けている。そのために両親のバランスが大切であり、子どもだからと安易に考えるのではなく、一人の人間として接していかなければならないと思った。』

話は、映画から離れて、

邨橋『最近読んでいるビジネス書の中に「人格形成」という言葉がでてきていたけど、人格形成という役割は何も保育園と幼稚園だけのものではないのだなと感じた。』

塾長『無人島で住んだら人格は必要ない。人と人が関わっていく、社会だから人格形成が必要になる』人格についての話し合いが行われました。

このブログがたちあがる前にも、塾で何度か映画を通して学び合う事がありましたが、今回思ったことは、一つの映画から各々が何を感じ、何を思ったかを話し合うことで自分が感じ取れなかった部分を他の塾生が感じていたり、うまく消化できなかった感想が塾長の言葉で飲み込めたりという事がありました。この映画から学んだことを普段の保育に活かせていければと思います。

 

そして、今回の塾メニューは先日塾長が出張で石川へ行った際のお土産の、甘海老の炊き込みご飯と、のどぐろの糠漬け、車麩のカツ、塾長が頂いただだちゃ豆に、なめこと長ねぎの味噌汁でした。そして食後のデザートは、塾の夏の定番となったかき氷でした。(報告者 柿崎)

今回のメニュー

今回のメニュー

夏の定番となったかき氷 ぶどうシロップ&練乳

夏の定番となったかき氷
ぶどうシロップ&練乳

 

帰省から

8月19日の生臥竜塾
本日は初めに、小松崎氏からのこんな提案から始まりました。
今日の臥竜塾の報告を塾生が交代で報告をしていかないかという提案です。
というのも、毎回小松崎氏が報告をするのはいいのですが、小松崎氏自らの発信する機会が
少ないことに気づきます。更に塾で話を進めていくと、塾生それぞれが報告することにより
それぞれの色が出ることも面白いのではという結論にいたりました。実際に話をまとめる
ことを経験することで自分自信のスキルアップに繋がるとも勝手に思っています。
ということで先週は我らが塾頭の報告でしたが本日は本多が報告させていただきます。
ただ私は小さい頃から国語の成績は常に最下位に近いところを彷徨っていました。
ですのでつたない文章になるとは思いますが、皆さんお付き合いのほどよろしくお願いします。
小松崎氏の提案から一転し、お盆にそれぞれがどんな帰省をしたのかという話題に移っていきまいた。
まずは私が初めて岩手の陸前高田に行ったことから始まります。とはいっても実家が岩手とかではなく
友人の両親のお墓参りです。被災地に初めて訪れた私は今現在の復興状況を報告。
百聞は一見にしかずということを目の当たりにしました。
なんとも薄い話…
そこから塾長が口を開きます。
「私も大震災が起きてすぐに石巻に行ったよ。船が逆さまになっているところを
山下君と見たね。マスクをしていないと見れないほどの臭いだったね。」
など感想をいただきました。
ここまで立ち直り復興してきたんだねと実感すると話は立ち直る力の話へと移って行きます。
大震災もそうですが、戦争があった時代はもっと人が亡くなっていたことを振り返ります。
多くの人が亡くなり、自分以外の家族が亡くなり、一人で生きていく人もいました。
でもそんなことがあっても人類はここまで立ち直り、生きてきたのです。
塾長の奥さんは辛いことがあったときこんなことを言うそうです。
「戦争に比べたら大したことないわよ」
名言が一つ出ましたね。塾生一同、深く頷きました。
立ち直ることは結局、自分自身がどう考えるか、例え周りの人がなにかを言ったとしても
当事者は自分なわけです。子どもが立ち直るときも同じで、大人は子どもを立ち直らせるための
キッカケを与えるだけに過ぎません。現代の若者は少しのことですぐに鬱病になることがあります。
子どもたちのリジリエンシー(立ち直る力、回復力)をつけるべく保育者としての役割を果たしたいと
考えさせてもらえる話となりました。
そして、塾頭山下氏の帰省の話へ…
地元富山に帰り、十何年ぶりに町内のお祭りに参加したそうです。
町内の方と関わり感じたことはみんな老けていたということ。笑
その中でいつも毎年キャンプなどを仕切ってくれていて様々な体験をさせてもらった方と
お話をしたそうです。
毎年行っていたキャンプが少子化の影響で山下氏の世代で終わってしまっていたそうです。
自分の父親の世代から自分の世代まで頑張って続いていたことを考えると次に自分たちが支える側になってやっていきたいとも感じたようです。
更に少子化の波は大きなうねりとなり、外で虫取り網を持って遊ぶ子も減っていたこと、幼い頃に遊んでいた公園がなくなり空き地になっていること、少子化というのを肌で感じ、少し寂しさを感じたそうです。
その話から塾長の話へ…
キャンプの話題が出ていたので「最近はオートキャンプが流行り始めているよね」から始まります。
昔はもっと子どもを連れて色々な所へ行っていたことなど塾長の経験から貴重なお話をしていただきました。
家族で段々と遠くに行く旅行をしたり、キャンプに行くにしても段階を踏むといったこをしていたようです。
すぐにキャンプをするのではなく、
旅館→バンガロー→バンガローの外にテント→テントのみといった少しづつレベルアップ
することで慣れて行くという段階を経て体験をさせていたようです。
塾長の子育ては非常に勉強になります。
今はなぜなくなってきているのか、その背景には若者の「面倒くさい」という言葉が関係
してきているのかもしれないという見解です。
今では果物さえ食べるのがめんどくさいという理由からももやみかんを剥くのが面倒だから
買わないという傾向があるようです。なので今売れ行きが急増しているのがバナナです。
簡単に剥けるという理由からだそうです。なんとも寂しい現状ですね。
塾長は伝承がうまく行かなかった私たちの世代に責任があるかもしれないともおっしゃっていましたが、
しっかりと自分の息子さんには伝承されているようでした。
息子さんは子どもが生まれています。当時はめんどくさいと言っていたそうですが、今では
一緒に行っていたおかげでキャンプなどしたいと言っているそうです。
やはり、体験して楽しかったことを我が子にもさせてあげたいという伝承は当たり前のこと
なのでしょうね。そして子どもには自然と伝承していることがわかります。
他にも家族のみならず、研修旅行でもキャンプをし、グループごとに分け、同じ費用の中で
ご飯の美味しさを競い合ったりもしたようです。これは実際にやってみたいなと思っています。
他にも帰省した塾生の話やたわいもない話とありますが長くなりそうなので割愛しますが、
こうして、帰省した話から多くの話に派生していくことが多い臥竜塾です。
それぞれの話題が塾長によって何倍も大きくなった話に変わって行きます。
その学びには常に感謝の気持ちでいっぱいです。
その分私たちは日々の保育、子どもたちに還元していく必要があると塾が終わる頃に感じます!
なんとまとまりがなく長い文章ですいません。
最後になりましたが、本日のメニューです。
塾生である、若林氏の友人から頂いた、讃岐うどん会のアイドル
「池上製麺所るみばあちゃんのおうどんです」
ネーミングが素晴らしいですね!!かなり有名だそうです。
食べ方は「サラダうどん」にし、食しました!トッピングはレタスにツナ缶、コーン、
かにかまです。うどんのこしが強く食べ応えのある一品でした!!
更に、これだけでは足りないということで、ベーコンを使ったチンジャオロースーも
作り、お腹を満たしました。
本日、出来上がりを撮影するのを忘れていました。すいません…
るみばあちゃんのおうどん

るみばあちゃんのおうどん

そしてデザートは、山下氏、小松崎氏が地元で買ってきてくれた甘いお菓子です!!笑
とても美味しく頂きました!
(報告者 本多)

自己満足でなく『発信』

8月12日の臥竜塾

いつも、塾での内容を報告している小松崎がお盆休みで実家の方に帰省したので塾を欠席しました。

ですので、今回は山下が報告をさせていただきます。

 

小松崎のように、内容を簡潔にまとめ、分かりやすく報告できる自信がなかったため、

どのように報告しようか色々と考えました・・・。

そして今回の報告は実際にどのように話し合いが展開されたのか皆さんに見ていただこうと思います。

皆さんも報告を読みながら、バーチャルではありますが生臥竜塾に参加しているような気分になっていただけたらと思います。

ですので相手の呼び方など私たちが日頃呼んでいる呼び方で書かせていただきます。

 

山下:「今回はザッキ―(小松崎)がいないので、代わりに話し合いのテーマをいただきました。

ザッキーが提示したテーマは、『生臥竜塾ブログが始まって約3ヵ月、自ら発信するという立場から、各々が見えてきた世界・視点・学びを伝えあう』です。

塾長:「さすが臥竜塾の詩人だね(笑)悠里君はこれについてどう??」

本多:「そうですねぇ、見る視点は変化したと思います。以前までは全く気付かなかったり反応しなかったことでも、日頃からアンテナを張っているようにして、何か書けるようなネタはないかな?って考えながら保育していますね。それのせいか、ブログを書き始める前よりも些細な変化に敏感に反応しているような気がします。」

塾長:「私もブログを書き始めたころは、悠里君みたいに、そこらじゅうにネタがないか探していたね。

例えば電車に乗ると中吊り広告を端から端まで読んでみたりとか(笑)」

本多:「わか(若林)の書くブログは、細かい部分まで子どもの姿とか上手く捉えているよね」

若林:「そうですか?!去年見ていた年長さんが学童に上がって、その成長が見られるのもありますし、何よりも保育園の時よりも、一歩子どもとの距離が離れることができるので、見やすいのかもしれません。」

塾長:「ただせっかく毎日ブログを書いているなら、読む人にとってプラスになる内容を書いたらいいと思うんだよね。

もちろん子どものエピソードもいいと思うんだけど・・・よく有名人のブログというのはプライベートな内容で、美味しい食事や旅行などがネタだけど、我々が書いているブログというのは、そういう方向ではないよね。」

山下 本多 西田 柿崎 若林:「・・・(沈黙 そして相槌)」

西田:「ちょっと話しが変わるんですけど、一週間に一回とはいえ、だんだんネタが無くなってきたと感じた時に、それはネタがないのでなく、自分の探し方が下手なのかな?と最近感じ始めました。と言うのも、例えば子どもの姿を書いたところで、最後はしっかりオチがないとダメですよね。

ですので、最近は先生の本を読んでから探しているようにしています。」

塾長:「そういえば悠里君、今わたしがブログで連載している内容の本を読んでいるそうだけど・・・どう??」

本多:「そうですね・・・正直、難しいです。ただ先生のブログを読んでいるので、本とリンクしている箇所があると、とても納得しますね!」

塾長:「結構、本の文章をそのまま引用しているけど、その間に私なりに本の内容を解釈をして、自分の考えや解釈を組み込んで書くようにするには、普通に読めば、読み飛ばしてしまうところを、ブログにすることで理解をしないといけないから何度も読み返さないといけない。

それはコメントも一緒で、コメント書く場合はブログの内容を理解しないといけないから、何度も何度も読み返すと思うけど、それが大切だと思うよ。

ちょっと、変わるけど、もっと研究発表の部分をアップしていくといいよね。

例えばブロックゾーンにある4月、5月の時点で子ども達が作り上げた写真だけでも十分だと思うよ。」

本多:「OKす!僕、それ次いきます。」

塾長:「あとは新しい科学ゾーンの中でもたくさん紹介できる物があるよね。認定書なんかとても面白いし、最近始めた、絵本マイスターの道もいいアイディアだよね。

あとは成長展の作品でも、新しいことを試みようとしているけど、色々発表できるものがたくさんあるんだから、もっとどんどん研究発表の部分の「製品」にアップしていくといいね。 だからカッキーの今回の活動報告もおもしろいよね。」

柿:「最近、園長先生と出張に行ったときに見つけた本を購入したんだけど、なかなかおもしろくて、ブログに書いてみたんだけど、やはり本を読んで解説は難しいですね…自分は分かってても相手に理解しやすいように書くっていうのは…だから先生はスゴい…」

山下:「僕も『もしドラ』の内容。連続しているけど…一番は自分の勉強になるよね。あとは自分の課題としていることを書くことで、その課題の糸口を見えてきたり…。

あと、ブログを書いて一番の喜びはコメントを書いてくれる人がいるということですね!あれは、とても嬉しいです!自分なんかの文章を読んでくれて、しかもコメントまで書いてくれるのは本当にありがたいです。とくに自分が一番伝えたい!と思ったところをピンポイントでコメントしてくれた時は、離れているのに共感しているという事に感動します。」

塾長:「それは確かにあるね。そういう意味ではみんなのコメントは本当に的確だよね。そして一人一人書く内容が違うから、コメントした人の考え方もとても表れるよね。あとはコメントを書くことで自然と力はついていると思うよ?

みんなが毎日書いているブログもとても面白いしね!ただ何度も言うように自己満足で終わってはいけないよね。しっかりと自分達から発信して、全国の幼稚園・保育園のみんなに少しでも保育のヒントや参考になる物を広げていきたいし、逆に全国の保育園から、実践している保育や手作りおもちゃの情報も集めたいね。

そして一つのまとまった物を出したいと思っているんだよ。例えば、ドイツのバイエルンは前半が理念が書いてあって、後半は具体例が載っているんだよ。共通の理念を持ったもの同士が集まり、そして一つのものをみんなで作り上げていきたいよね!

そして一冊の本を作り上げていくのが、我々の展望にしていこう!」

 

こうして塾長の高い志の言葉に塾生全員が心を打たれ、今回の臥竜塾は終了となりました。

本当はもっと話し合いの時間が長いので、いくらか割愛した部分もあります。と言うのも、途中、脱線し全く関係ない話をしたり、くだらない話をしたり…。でも最後はしっかりと塾長の言葉で締まるのがお決まりです。大人になって、お互いが腹を割って本音で語り、夢を語り合う場が身近にあることにとても、感謝しています!

ではでは最後になりましたが、今回の夕飯紹介です。最近東京は猛暑が続きっぱなしなので、夏の食事と言えば素麺ですよね!そして素麺と言えば「揖保の糸」です!ただめんつゆだけで食べるというのは芸がないので、三種類の汁を用意しました。

一つ目の汁は塾長が提案した「つけめん風」これはつけめんのスープの様にめんつゆの中に豚肉、金糸卵、甘く似た椎茸、薬味を入れたもの。具たくさんで、素麺と具との組み合わせにより色々な味を楽しめました!

二つ目は「イタリアン風」フルーツトマトを賽の目に切り、めんつゆの中に入れます。そして、すりおろしニンニクとオリーブオイルを入れて、最後に保育園で栽培しているバジルを刻んで入れて完成。トマトの酸味とニンニクのコンビは最強です。そしてバジルによって爽やかな味を楽しめました!めんつゆで飽きた時には最適です。

三つ目は「ピリ辛中華風」ベースは酢と醤油で、そこにラー油、刷りゴマ、鶏ガラなどの調味料を入れて完成!他の二種類がめんつゆベースになっているので、甘いのに飽きたらこれでリセット!ピリ辛なので、食欲が増し、夏バテ対策にもなるのでは!?

大量の素麺も用意した3つのスープのお陰でキレイさっぱり無くなりました!やはり熱い夏には素麺がいいですね!!

そしてそして!今回のデザートはかき氷!!しかも塾長が自ら氷を削ってくださり、そして安心安全なぶどうのシロップ!さらに練乳がけ…もぅ非の打ち所がないですね…。

今回はまさに夏を乗りきるためのメニューでした!!

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発展と転機

8月5日の生臥竜塾

本日は3名の聴講生が来塾されました。3名とも新宿せいが保育園の職員です。その内の2名は、塾長との関わりも長く、深い信頼関係で結ばれているベテラン保育士さんです。もう1人は、以前は別の所で保育士をしていましたが、新宿せいが保育園を見学したその日に、ここで働きたいです!と志願し、今年の4月から働いている職員です。そんな3名と共に、今回の塾は始まりました。

〈発達と発展〉

乳幼児施設では、子どもの“発達”を保障する場所でもありますが、同時に“発展”も必要であると説きます。子どもは「発達と学習の共同構成者」と言われているように、自ら学ぼうとする過程が重要であり、それを自ら発展させていくことに意味があるとのこと。よく、ひとつの項目から枝分かれで発想を膨らましていき、関連する学びへとつなげていく手法があるが、その方法だと、どうしても大人の誘導性が出てしまい、学びが薄くなってしまう印象がある。子どもが今している遊びを、別の角度や別の視点からアプローチしていくことで、その遊びを深めていくことが“発展”になっていく。職員が絵本を読み聞かせることから、文字やお話に興味を持った子どもが他の子どもに絵本を読み聞かせていけるように促したり、子どもがブランコ好きであれば、木とロープをうまく使ってブランコにしていく過程を楽しめるように促したりなど、その深め方は大人次第で大きく変わっていくのだということを学びました。

 

〈転機〉

塾長が42歳の時、人生で大きな出来事があり、その大病をした時の体験が自分にとっての転機にもなったそうです。お見舞いに来てくれる人でも、1人の人として親身になって来てくれる人と、地位だけを見て来る人と分かれたそうです。その時、“死んだら地位やお金や役職は何の意味もない”と悟ったそうです。そんなものよりも、自分らしく生き、人生を楽しく過ごし、親身になってくれる人を増やしていこうと思ったそうです。そんな中、最近ちょっと長生きしたいと思ったのが、お孫さんの成長を見たいということと、毎日新しい発見があるので、1年過ごせば365個の新しいことを知ることになるということ。

また、塾長の学生時代の話から、「勉強しなくて得意なことで勝負できるもの」があるとよいという話を聞きました。世の中には、テスト勉強をしなくてもテストができる人がいる。そう考えた時に、何かを勉強をしなくても自分が得意だと思えるものや、特技を活かす方法を探り、それで勝負していく方が人生を楽しく過ごしていけるのではと思ったそうです。その力は、学力とは異なるため、学歴で人を判断しようとは思わないとのこと。

そして、何も特技がないっていうのも“特技”であるということ。何もないということは、全てを吸収できるってことでもあり、日本特有である“卑下”も、そうできるということは、得意分野に自信があるということでもある。

 

こういった具合に塾は進んでいきましたが、塾長の話を聞いている2人のベテラン保育士さんの様子を見ていてふと個人的に感じたことを書きたいと思います。まず1人目は、必ずあいづちを打つということ。人の話の区切り区切りに「うん、うん」とうなずいています。それは、共感している、または共感しようとしている姿勢の現れでもあると感じます。うなずきの天才です。そして2人目は、隙間に共感を入れながらも、笑える単語を自然と入れるところです。その一言の破壊力は、周囲を笑いの渦へといざないます。以前、本人は自分のことを「隙間産業」と言っていたのを思い出しました。人と人の間にある隙間も一瞬で埋めてしまい、笑顔を生み出します。よく分かりませんが、その2人が持つ「うなずき」と「笑顔」は、簡単そうに見えて誰も真似ができない“特技”である気がしました。

 

今回の食事メニューは、出し巻卵明太子乗せ・さつまあげ・鶏肉の梅肉大葉・お刺身・枝豆・みょうがの豚バラ巻・ホタルイカ漬け・ほっけ焼き・カツオのたたきです。皆のお酒も進む、美味しいメニューでした!

(報告者 小松崎高司)

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循環

7月29日の生臥竜塾

今回は、塾長と出張に行った塾生が、現地で経験したこと、感じたことなどの報告会を行いました。

塾生・柿崎氏は、北海道出張へ同行し、旅先での行程や出来事などを教えてくれました。旭川に降り立ったのち、そこの食文化を体験したり、アイヌ文化を「アイヌ民族博物館」にて学ぶことができたそうです。アイヌ民族には、『イワクテ』という儀式があります。それは、役目を終えた「物」に宿る魂を神の国へ送る儀式です。もともと、「この世に存在するすべてのものに神が宿っている」という考えがあり、物を大事にするのがアイヌの精神文化です。古くなって穴の開いてしまった丸木舟を、細かく解体し、感謝の祈りをささげます。そして、解体した木材でまな板などを作り、新たな役割を与えます。こういった、何かを何かに変え、物や精神を『循環』させる文化を、アイヌ民族から感じます。

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また、30分ほど調理という立場から話す機会をもらい、自分が調理を目指すきっかけになった経験から「大人の声かけの大切さ」を感じたという話をしたそうです。塾長から声がかかった時、いつでも話せるような準備、また、そういった内容のストックを用意しておき、現場ならではの話を伝えられるようにしておくことで、塾長の役に立っていきたいと思ったと、話してくれました。

 

そして、私も鳥取出張に同行させて頂き、「科学する心を育てる」2004年度「ソニー幼児教育支援プログラム」において受賞された、赤碕保育園を見学しました。福田園長先生は、『レッジョを参考に実践するうちに、「環境を整えるだけでは足りない」「子どもは中心にあるべきだが、一方で子どもに任せているだけではうまくいかない」ということもわかってきた。保育する側の主体性の重要さに気づき、子どもの興味・関心をきっかけにして、いろいろな「色(提案)」を用意し、その子がつけたい「色」を選べるようにしてあげることが保育の役割だ。』と、保育雑誌に語っています。

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その内容通り、子どもたちの興味関心を掘り下げ、そこから何を学んでいるのか、また、学びを深める為に何が必要かを子どもたち自身で見つけることができるような声かけや、そういった意識を大切にしている様子が、職員の方々からも感じ取ることができました。そして、子どもたち興味関心から学びにいたるまでを記録し、保育園の様々な場所に掲示してありました。面白いと思ったのが、その記録をその日のうちに、関係している子どもの家庭に配布し、そのテーマが家庭ではどう発展したか、どう影響しているかを「家庭での様子」欄に記入して頂き、後日返却してもらって、それを、個人別発達記録「ポートフォリオ」として活用しているそうです。その『循環』が私には新鮮に映り、新しい見方を感じさせてもらいました。

また、鳥取名物「鳥取大砂丘」、そして「砂の美術館」にも立ち寄らせていただき、鳥取の「砂丘」という特徴を地域活性化のための『循環』へと活用している体験もさせて頂きました。

このように、様々な『循環』を感じた生臥竜塾となりました。

 

今回の食事メニューは、北海道名物「ジンギスカン」と、鳥取名物「砂丘らっきょう」、デザートに北海道のチーズケーキと、何とも豪華でした。塾長、いつもありがとうございます!

(報告者 小松崎高司)

北海道名物 松尾ジンギスカン

北海道名物 松尾ジンギスカン

食事メニュー

食事メニュー

チーズケーキと鳥取土産(砂丘の砂で作られたモアイ像)

チーズケーキと砂丘の砂で作られたモアイ

鳥取大砂丘

鳥取大砂丘

砂の美術館

砂の美術館

暗闇

7月22日の生臥竜塾

皆さんは、「元気がいい」という言葉から、いったいどんな子どもの姿を想像しますか?

日本では、よく“大声で走り回っている姿”を見ると「元気がいい」と感じる傾向が少なくないように、“落ち着いている”ということは、物音せずにシーンとしている姿であるように捉えてしまっています。しかし、果たしてそれは本当だろうかというのが、今回のテーマです。

ドイツでは、散歩に出かける前にあることをするそうです。日本では、“よーし、これからたくさん歩くから元気を出して頑張ろう!”といって、子どもたちを奮起させ、気分を高めさせることが多いですが、ドイツでは、ロウソクを灯し、その灯りを見つめながら、エネルギーを自分の中に向かわせた後、ゆっくりと出発するそうです。そうしないと、予期せぬケガにつながってしまうからだそうです。

日本では、子どもが気持ちを発散させる場を用意しても、そのエネルギーを自分の中に向かわせ、自らでそのエネルギーを残すといった練習はなかなかしないとのこと。100%の力と、70%の力。どちらが自分で制御しやすいかといったら、当然、70%の方であると思います。そのエネルギーの調節が、幼いころから習慣的に自分の力で行えている環境下で育つことによって、周囲がケガを防ぐのではなく、内なるエネルギーのコントロール力で、自分で行動を制御できるようになっていくということでした。

元気がいいということは、あくまで自分で選んだ活動に対して集中して取り組んでいる姿ということであり、自分のエネルギーを調整して活動できている姿であるということです。子どもたちは、1日をどんなテンションですごしているでしょうか。1日中、テンションが高いまま過ごしてしまっていないか、見直さなくてはなりません。それに有効なのが「集中」、そして「暗闇」だそうです。

そして、暗闇から人の能力についての話がありました。

健常者が真っ暗闇に行くと、視覚という5感のひとつが機能しなくなりますが、視覚障がい者は、真っ暗闇でも「景色」が見えることもあるそうです。つまり、第6感で、ものを見ているということになります。よく、障がい者の気持ちを理解しようとして疑似体験する催しもありますが、その趣旨はそうではなく、「失っているものを取り戻そう」といった、人間が持つ能力に気づくことでもあるとのこと。同時に“障がいってすごく優れている”という認識にもつながることでもある。それが、「目以外のもので、何かを見たことがありますか?」という問いかけで始まる、ソーシャルエンターテイメント『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』という試みでもあります。(これについては、塾長の「臥竜塾」ブログの2010年12月4、5日に詳しく書かれてありますので、どうぞそちらをご覧下さい。)その第6感を、もともと携えているのが「赤ちゃん」でもあり、赤ちゃんは5感が未熟な分だけ、それ以外の能力が働く。その能力は、5感ができるようになってから次第に失っていってしまうという話もありました。

5(感)−1(感)=4(感) が通常ではあるものの

5(感)−1(感)=6(感) にもなり得るという内容でした。

 

今回のメニューは、いよいよ夏も本番!ということもあり、「冷やし中華」を作りました。また、塾長が頂いた「讃岐うどん」も一緒にごちそうになりました。コシが強くて食べ応えがあり、非常に美味しかったです。やはり、熱い日には、冷たい麺が進みますね!今回も、みなでおいしく頂きました!

(報告者 小松崎高司)

冷やし中華と讃岐うどんと枝豆

冷やし中華と讃岐うどんと枝豆